◇不真面目な部長さん４◇ 【O×S】 (ページ6)

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１２６＊鈍感姫ページ6

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突然相葉さんが抱き着いてきて、耳元で嘆く。
ほんとにちっちゃい声で、聞き取りずらかったけど、

“部長と、幸せになってね”

しっかりと聞こえてきた。
顔を見ると、にっこり笑ってて。

すると、大野さんがズンズンとこっちにやってきて、
相葉さんを引き離す。

そのまま、僕に抱き付いてきて、
みんなに向かってちょーっとだけ鋭い視線を向けた。

智「ダメだよ！おいらのしょーくんなんだからっ」

ぎゅう、って僕を抱きしめて、
にっこり笑う大野さんは、なんていうか…うん、かわいい(笑)

翔「大野さんっ…」

智「ん？」

翔「…あの、離してくれませんか？…恥ずかしいんで」

ちょっとだけ顔が上にある大野さんを見上げる。
すると、顔をそらした大野さんが腕を緩めてくれた。

和「うわぁ、翔さん。それはだめですよ、」

潤「部長にちょっとだけ同感。」

智「だよねっ！わかるよね！？」

よくわからないことを話してる３人を放置して、
荷物を持って、部屋に向かった。

荷物を整理しながら、さっきの三人の会話を思い出す。

翔「…だめって、なにが？」

ホテルの人が洗ってくれていた服をタンスに入れながら、
小さく嘆いた。