◇不真面目な部長さん４◇ 【O×S】 (ページ29)

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１４９＊“シチューみたいなグラタンの元！” ページ29

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そのあとそのままいつかの横綱スーパーによって、
おばちゃんたちに交じって、激安商品をあさった(笑)

智也はそのかわいい容姿を酷使して、少しおばちゃんたちに譲ってもらったらしい(笑)
智也が好きなフルーツパックが小さな手にひとつ乗っていた。

智「智也、ありがとうって言った？」

智也「うん、言ったよ！」

そっか、と優しく微笑んで、智也の手からそのパックを取って
カートの中に入れていく。

その中に入った材料からして、今夜の夜ご飯はシチューだろうか。
…シチューなら、手伝えるかなぁ。

翔「ねぇ、今日ってシチュー？」

智「ん？…ぁー、今日はコレ。シチューはまた今度ね？」

シチューのルーの箱だと思っていたものがカートの中から出されて、
それを見ると、“シチューみたいなグラタンの元！”って、変なネーミングが書いてあった。

そりゃ、上はチーズだし…、下はある意味シチューだもんね(笑)

翔「…シチューだったら手伝えるんだけどなぁ(笑)」

智「んー、グラタンだったら、チーズ乗せるとか、」

翔「あ、それいいねっ！」

小学生の子に話すような会話だったけど、
大野家に少しでも多く貢献することができるならそれはそれでいいですよ(笑)