◇不真面目な部長さん４◇ 【O×S】 (ページ27)

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１４７＊がてら、ページ27

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ぺたぺたと裸足で廊下を歩く音が聞こえて、コーヒーを作りながら笑みを零す。
コトン、ってマグカップを置いたのと、智くんがソファに座ったのは同時で。

二人そろって、ふふふと微笑みあう。
ちょっとぬるめのコーヒーを飲んで、時計を見た。

翔「あ、あとちょっとで迎えの時間だよ」

智「ん、じゃあ買いものがてら、早くいこっか」

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いつもみたいに僕は智くんの車の助手席に座って、
習慣みたいにスマホを開く。

ケントからラインの通知が来ていて、
“こんどまた、４人であつまろーぜ”って。

“おう、いいね”って返事をしてから智くんを見ると、
超至近距離で智くんが僕のことを見てた。

智「ケント、って…」

翔「むっかしからの友達！今度、昔仲良かった４人で集まるんだけど、…いい、かな？」

のぞき込むように智くんに聞くと、さぁぁっって顔が赤くなって、
そっから真顔になった。

智くんが急に首筋に顔を埋めてきて、
ピリ…って痺れるような痛みが襲ってくる。

智「…行ってくればいいけど、…コレ、見えるような服着てね？(笑)」

翔「…、うん//」

さっきみたいな妖美な笑みを見せた智くんは、
満足げにふふん、と笑って、スピーカーから流れる曲に合わせて鼻歌を始めた。