セクシーちゃんにだってこんな日はある

・5・ ページ6

風磨side


風 「ゔっ…おぇっゲェェェ…ゲッホゲホ

ゔおぇ…おえぇ…ふぅ…」


さっきからずっとこんな感じ…


マジしんどくねぇか、これ…


風 「ふぅ…」


しばらく吐き気と闘っているとなんとか治まってきた


そろそろ行かねぇと…


あぁー腹が気持ちわりぃ…


ガチャ


風 「うっす…悪ぃ遅くなったっ！」


俺は体調の悪さがみんなにバレないように無理やりテ

ンションを上げて楽屋にはいった


聡 「あっ風磨くんおはよっ！全然大丈夫だよ…」


勝 「あっ風磨くん、カバンそこに置いといた…」


風 「あぁ…あざっす」


ジーーーーー


ん？なんか見られてね？


風 「なんだよ？」


聡 「えっ？」


マ 「何でもないよっ？」


健 「えっ？あっ、そろそろ打ち合わせ始めてもいい

かなって…」


風 「あぁ…」


そういうこと…？もうバレたかと思ったじゃん


隠すのもまぁ辛いし、俺はそう思いながら椅子に座っ

た




健人side


え、なんか思ってた以上に具合悪そうなんですけどっ


声には出てないけどまっちゃんもマリウスもびっくり

してる


これはたとえ勝利が教えてくれなかったとしても流石

に気付くレベルだぞ


勝利もびっくりしてるって事はさっきよりも酷いって

ことか？


まじかよ…それやばいじゃん…


健 「えっと…じゃあ始めよっか」


心配という気持ちもあったけど打ち合わせをしないわ

けにもいかなくて…


風磨を注意深く見ていようと心に決めてとりあえず始

めることにした

・6・→←・4・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す