.*･ﾟ JW 短編集.ﾟ･*. 2nd☆*。

2. ページ42

青 side




そう、俺は1回 しげに告白されている



その気持ちは本物らしく



辛い時、俺のそばにおってくれる



どんな理由でもいてくれて、迷惑してへんのかな...って常々思う




しげからの告白は本物のそのもので...答えははっきり言っていない




青「でも俺は ... っ」



赤「わかってる、望のこと諦めきれやんのもわかってる


でもやっぱり俺は流星が好きやから...

返事なんて急いでない、そばにおれるだけでいいから」



なんて優しいんだろう



俺には好きな人もおって、無責任なのに...



それでも、文句言わないなんて...



ずるいよ...


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



それからというものの



望の恋の発展は、思ったようにいい方向に進み



好きやった子と、付き合うことにしたらしい



その笑顔は可愛くて、キュンとする



あーあんな、顔みたくないな〜




赤「大丈夫？？」



青「大丈夫やで、俺なんかにおせっかい焼いとってええの？？」



もう、なんて言いながらしげは



赤「何回も言わせんな


俺は全然ええの、大丈夫やから」



その大丈夫が一番不安なんやけど...



望が彼女といたって



手を繋いだりいちゃいちゃを見たって



俺はまだ望が...好き




桃「でな〜、彼女とちょっと言い合いになってしもうて...


どーしたらええやろ？」



そんなん俺に聞かれても...って内心思うけど、好きな人から頼られることはうれしい




けど、なんて言ったらええかわからん



青「ちゃんと謝ってみたら？？


やっぱ、喧嘩はあかんで？？」



あーなんて言ってええかわからん



桃「まあ、そうなんやけど...


なんか、あっちがキスしたいとか色々言ってきてさ...」


いいやん、したれば


彼女なんやろ？？



してあげればええやんか...





…

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