.*･ﾟ JW 短編集.ﾟ･*. 2nd☆*。

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桃 side




ちゃうんよ、お兄ちゃん



俺はそんなこと望んでない




可愛い女の子と付き合って結婚していい暮らししてほしい？？俺は邪魔？？好きとか気持ちを持っていいわけがない？





お兄ちゃんはなんてバカなんでしょうか





全然違うよ




俺は、俺はね、、





桃「お兄ちゃんやからええの



お兄ちゃんだから好きになったんやで？



可愛い女の子、とか今更だよ



俺には、かっこよくて、笑顔がキラキラしてて、キュン 死 しちゃうくらい可愛い お兄ちゃんがおるんやもん



これ以上なんもいらんの



お願い、お兄ちゃん 戻ってきてください 」




望こんなこと思ってたなんて知らんかった




俺は消えたらいいとか 離れたら望が幸せになれると思ってた




それは違った...ってこと、でいいの？




青「ほん、まに？



望は俺のそばにおって 幸せになれる？」



望はソファから立ち上がって俺の目の前でこっちを見るようにしゃがんだ




桃「逆にお兄ちゃんがおらんと幸せになれへんねん...っ



やから戻ってきて...




あと、俺とも より戻してくれませんか？」




望が望むなら...




青「はい…っ ！」




望の目にはどんどん涙が溜まっていく




そして、涙は頬を通じた





桃「… うぅ、お兄ちゃぁん！！！！」




青「うぉっ…！」




しゃがんだ望が いきなり俺の体を包み込んだ




望の涙が一向に止まることがない




桃「…もう、どこにも行かんといてな...！？」




青「わ、わかった。 そばにおる...ってか、おらせて


離れへんよ」




よかったあ、と腕の中で安心する望を見て 俺も安心した



顔をあげると、決意したみたいにシャキッとなる




桃「あの？

お兄ちゃん… いや... 流星



愛してます … っ」




…

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