3年A組---人質って...先生どうして---7 (ページ26)

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隼人「えっ...あ～...確かにお前には兄貴が居るってのは聞いてるけど

でもどうしたんだよ、急に」

『いや...何か分かんないけど...私を助けたのって誰だったんだろってずっと気になってて』

あの時の懐かしい感じ

隼人「兄貴がどうかしたのか？」

『いや...ただ、さっき先生を抱きしめた時何か懐かしい感じがしたんだよね』

隼人「懐かしいって何だよw」

『分からない...(苦笑』

隼人「なんだよそれw」

『疲れてるのかも』

隼人「ぶっきーを抱きしめて懐かしいって思ったのは勘違いだろ

Aは薬飲んでたし」

『だよね...ごめんごめんw

教室行こっ...！！』

隼人...？？

隼人「少しこのままで居ていいか？」

『う、うん...』

隼人は私を抱きしめた

やっぱり隼人は身長高いな

隼人「...もし」

『んっ？』

隼人「もし、武智が犯人でAの動画もベルムズに頼んで景山を殺したのも武智だったらAは武智に」

『大丈夫...きっと、私は死なない

先生が私達を守ってくれる』

隼人「...っそうだな

戻るか」

『うん』

それから時間はあっという間に夜になり外は真っ暗になって漆黒の闇になった

石倉「なぁ颯馬、まだ終わらねえのか？

颯馬！」

西崎「分かってるよ」

西崎は必死に映像を鮮明にするためにパソコンと向き合ってる

香帆「そろそろ8時だ...」

『8時までに待ち合えばいいけど...』

ただ結構時間がかかってる...

さくら「A...」

『えっ...』

さくら「もう、大丈夫なの？」

『あっ、うん、大丈夫』

私めっちゃぎこちない...

さくら「そっか...なら良かった」

いつものさくらだ

『ごめんね、心配かけて』

さくらがいつも通りなら私もいつも通りにしてないと

涼音「A...辛かったら頼って来て」

涼音...？

愛華「昼間のA尋常じゃなかったから」

愛華...

『ありがとう...涼音、愛華』

いつかは話さないといけないのかもしれない

パニック障害の事を