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唯月side




ぶっきーに呼ばれて準備室の前に来たからノックを2回したらドアが開いた



唯月「要件は?」

柊「とりあえず中に入れ」




そう言われて渋々中に入った




唯月「あれ、Aは?」

柊「そのAの事でお前に聞きたい事がある

甲斐でも良かったんだけどな、お前の方が良いと思ってな」




聞きたいこと...?




柊「なぁ、Aって何か病気持ちなのか?」




その言葉にドクンって心臓が1度大きく脈を打った




唯月「何で?」

柊「あいつネックレス型のピルケースを首から掛けてるだろう

それにポーチの中にもピルケースが入ってて解熱剤とかとは違うぐらいの量の薬が入ってたからそれが気になってな」




なるほどね...




唯月「これはA本人から聞いた方がいいとは思うけど...あの子の事だからきっと言わない

...分かった


Aな確かに病気を持ってる

でもそれはだいぶ前に完治してる

だからネックレスのピルケースに入ってる薬はもう飲んでないよ」

柊「その病気って?」

唯月「パニック障害」



そう...あの子はパニック障害




柊「っ...いつからだ?」

唯月「小学生の時だって」




初めて聞いた時私は驚いた



みんなの憧れのAがパニック障害だったって事を知った時は




影でそんなに苦しく辛い物を背負ってると思わなかったから





唯月「今日で7日経つけどよくパニック状態が悪化しなかったなって思う

我を忘れてパニックにはAはなってた

でも薬は飲んでなかったし」

柊「そうか...甲斐も知ってるんだよな?」

唯月「当たり前でしょ、あの2人幼なじみなんだし

それにネックレスのピルケースをAにあげたの甲斐だし」

柊「そうか」




ぶっきーはどこかやり切れないような顔をしてる




唯月「ねぇ、A教室に戻って来てないけど」

柊「トイレに入ってからもう15分ぐらいは経ってる

あいつ...茅野と少し喧嘩みたいなのをしたって思ってるんだ

茅野に嫌われたらどうしようって泣いてた」




ちょっと待って...泣いてたって事は




唯月「Aは落ち着いてここから出てった?」

柊「そう見えたがでも...トイレに入ってた時そうには見えなかったな


......諏訪、トイレ行ってAを見て来い」

唯月「ぶっきーは行かないの?」

柊「ここを離れるわけにはいかないからな」



珍し...いつものぶっきーなら行くのに




唯月「分かった」




私はトイレに向かった

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dmeenio(プロフ) - 3AとYouTubeアカウントフォローさせて頂きたいです! (2019年2月24日 20時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 美紀さん» 見る見る! (2019年2月24日 16時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 今日8話目だね見る? (2019年2月24日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - るるさん» 頑張ります! (2019年2月24日 0時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 真壁くんとのイチャイチャがみたいです! (2019年2月24日 0時) (レス) id: 7c9239e795 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年2月17日 23時

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