3年A組---人質って...先生どうして---7

Day 6 of the night ページ2

先生が別の教室を爆破させてから3時間ぐらい経った





隼人...なんかうわの空




席からずーっと真っ暗空を見てるし





『...隼人？』

隼人「あ？...Aか」

『いやいや、Aか...って私以外誰が居るの？


隼人の事を隼人呼びしてるのってこのクラスだと私だけだよ』

隼人「そうだったな」




やっぱり隼人何か変




『...ねぇ、何考えてるの？』

隼人「えっ？」

『ずーっとうわの空で外見てるし何か考えてるって思うでしょうよ、普通





凪人と舞花の事？』

隼人「......やっぱりお前には分かっちゃうんだな」





そりゃ...ね





一緒に居た時間長いし...





隼人「あいつら...大丈夫かな」

『...あの子達なら大丈夫だよ



今、私の家に居るから』

隼人「はあ！？」

『ごめんね黙ってて...実は先生に頼んで私のスマホで親に連絡入れてもらったの


そしたらお母さんから分かったって


2人の事は何も心配いらないからって



だからその事を隼人君に伝えといてって言われたの』

隼人「それ何で今の今まで言わなかったんだよ...」




隼人は安心したのか体がだらーんってなった




『ごめん(苦笑


言おう言おうと思ってたんだけどなかなかタイミングがね...』

隼人「...Aお前な〜」

『あはは...(苦笑』









香帆「あの2人付き合えばいいのに」

華「何で付き合わないんだろうね？」

さくら「えっ」

唯月「...甲斐はAの事好きだけどもしかしたらAには別に好きな人がいるのかもね」

涼音「えっ？そうなの？」

唯月「さくら何か知ってんじゃないの？」

さくら「ま、まぁ...


でも教えない！」

香帆「そう言われると気になるんだけど」

さくら「気にしないで！」




隼人「ごめんな」

『えっ』

隼人「無理やりキスしたりして...悪かった」

『あぁ...』

隼人「里見に感謝しねぇとな

Aを助けてくれたわけだし」

『そうだね』

隼人「これからは俺の事もちゃんと頼れ」

『頼ってるよ？』

隼人「頼りきれてないだろ？」



そう言われると...確かにそうだけど...



『...分かった...これからはちゃんと頼らせてもらうね？』

隼人「おう」



隼人...もの凄く満足そうなんだけど...

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