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さくらが夕飯を取りに行ってからだいぶ時間が経った




香帆「いくらなんでも遅すぎない?」

『だよね...』

唯月「どうせぶっきーに何か聞いてるんじゃない?」

『...さくらなら有り得るね...』

香帆「気になるんなら、行ってくれば?」

『...うん、そうする...』



教室を出たタイミングで涼音が教室に戻って来た



目が少し赤くなってた...泣いたんだ...





美術室に入ったら準備室のドアが開けっぱ...




『さくら〜?』



声をかけながら準備室の所に立ったら、先生はメガネを外してる状態で立ってた



さくら「あっ、A

...どうしたの?」

『夕飯取りに行ってから結構時間経つのに戻って来なかったら様子を見に...』




さくらの顔は何か言いたげで何だろうって思ってたら私に向いてた視線が先生の方に向いて



先生もさくらに視線を向けてて、本当に何だろうって思ったら




さくら「...ごめん、今戻る!」




何事もなかったかのようにいつもの明るい声でそう言われた



けど、さくらは先生のメガネを掛けて先生の方を向いた




『...さくら?』

さくら「私は、先生を信じてますから」




それだけ伝えてすぐにメガネを外した




さくら「じゃあ...失礼しました」




さくらは私を置いて先に戻っちゃった



『...置いてかれた...』

柊「A」

『はい?』

柊「美少女DANCEGIRLって知ってるか?」



それって...



『唯月に聞いた事があります

それって私の事なんですよね?』



マイボイにその名前で私の事が載ってるって事と私の名前も魁皇高校の生徒だって事も投稿されてるのも知ってる



『でもそれがどうしたんですか?』

柊「...その事が載ってからお前の周りで変わった事とかあったか?」

『変わった事......前より声をかけられる事は増えたかな』

柊「それだけか?」

『うん...多分』


その言葉を言ったのと同時に自分の手に力が入ったのが分かった


柊「そうか...」



先生は安心したように微笑んだ



手に力が入ったののにはどうやら先生は気がついてないみたい



ごめんね先生...嘘をつかせてください




そして先生の微笑みには嘘は感じなかった




......嘘......?




っ...だからさっき、さくらはあんな行動を




なるほどね...




私は先生の机の方に移動して机に乗ってるメガネを手に取ってさくらと同じようにそのメガネを掛けて先生の方を向いた

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あやぼー(プロフ) - 8話とかで増やせそうだったらやってみますね! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 真壁くんとの絡みがもっとあったら嬉しいです! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 7c9239e795 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます^-^ (2019年2月14日 22時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 毎日更新まだかなぁとほんとに楽しみに読ませてもらってます!!これからもがんばってください!! (2019年2月14日 22時) (レス) id: b01781bf55 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 麗さん» 分かります!本当にそうなんですよね(苦笑)楽しみにしててください! (2019年2月13日 21時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 23時

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