3年A組---人質って...先生どうして---6

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隼人side


友達の、景山が好きな人を...好きだったが正しいな



そんな人の好きな人をあいつが好きになるはずはねえ




Aは必死に発言を誤魔化そうとするのに必死になってる


『今のはつい』

隼人「"つい"なんだ？」



今の俺の声はめっちゃ機嫌が悪い


Aは真壁と距離をとるために後ろに下がった


動揺し過ぎだろ...


真壁「えっいや、でも」

茅野「顔真っ赤だよ？」

『いやいやっ...！！』



頭を左右に振った瞬間Aの体が後ろに傾いた



支えようとしたけど俺との距離があり過ぎて俺の手は届かずその代わり




？？「馬鹿か、本当に」

『......先生』

隼人「あの野郎...」


許せねえ...


_____隼人side終



翔side


パソコンの画面に映し出されたのは


Aが先生に薬を口移しで飲ませてるのがカメラに映ってそれがパソコンの画面に広がってる



俺達はそんなAの行動に驚きを隠せないで居て逢沢が話を戻して全員我に帰った



それからしてAは先生と戻って来て明らかに顔が"真っ赤"だ



でもそんな事を考えて居たらいつの間にか俺の横にAが居て小さな声で



『寒...(ﾎﾞｿｯ』



小さくそんな声が聞こえた



翔「A寒いの？」



Aは明らかに目を見開いた



『えっ、あ〜うん、でもだいじょ』



明らかに誤魔化そうとしたから俺は



翔「大丈夫じゃないでしょ、バリバリ"熱"あるよ」



Aの首に自分の手のひらを当てた


そしたら案の定熱が


その時Aの口から



『カッコすぎる...』

A組・柊「え？」

『...あっ』

翔「カッコイイ...って？」


まさかのカッコイイ発言、予想"外"


甲斐の逆鱗に触れたな


必死に誤魔化すA


『今のはつい』

甲斐「"つい"なんだ？」



完全に逆鱗に触れた



『...翔、私は大丈夫だから

うん、大丈夫』



Aは俺から距離をとった



翔「えっいや、でも」



首を触った感じだと相当熱あんぞ


茅野「顔真っ赤だよ？」

『いやいやっ...！！』



そんなにいきなり頭を左右に振ったらっ！！



そう思った時にはもう遅くてAの体は後ろに傾いてた



でもAの体が床に倒れる事はなかった



？？「馬鹿か、本当に」

『......先生』



先生が間一髪でAの体を支えたからだ



先生が支えてなかったら確実に体を床に強く打ち付けてたに違いない


先生はAの事を考えてるだな



...でもそこで1つの"疑問"が浮かんだ

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