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『唯月はモデルだから絶対に巻き込む訳にはいかない...そう思って』
徐々に体が震えてくるのが分かった
それを必死に隠して
『自分がどんな目に遭うかは覚悟してた
でもそれに唯月を巻き込んで唯月まで襲われたらって考えたら言えなかった...
唯月だけじゃない...澪奈やさくらも...香帆や涼音達だって...
誰にも言わなかったある日...練習を終えて1人で下校してる時にやっぱり着けられてて
私の登下校する道にトンネルがあるんだけど...そこで』
そこで私は
『男に襲われた
...後ろから抱きつかれて...体触られたり...壁に押し付けられてキスもされそうになった
怖くて助けを呼ぼうにもその時間帯人が全然通らない時間帯だったの
それに怖くて声が出せなくて...もう無理だって思った時に海斗が』
柊「...里見?」
『うん...海斗の幼なじみの家が私の家の方向だったらしくてその家からの帰り道にそのトンネルを海斗が通りかかったの』
・
・
『っやめっ...いや!!』
男「暴れないでよ、俺はずっとAちゃんと話したかったんだよ?」
嫌だ...気持ち悪い...触らないでっ
男に壁に押さえつけられてキスされる...そう思った時
??「おい、何やってんだよ!!」
聞き覚えのある声が聞こえた
『...かいっ...と』
海斗「A!?」
『助け...て...
海斗助けて!!』
男「ふざけんじゃねぇ!」
そう言って男は私を殴ろうとして来た
私は目をギュッと瞑って体を縮めた
でもいつまで経っても何もなくて不思議に思ってゆっくり目を開けたら
『海斗っ...』
海斗が男が振り上げた手を掴んで止めてた
海斗「こいつに手は出させねえよ、絶対にな」
男「お、お前はAちゃんの何なんだよ!?」
海斗「クラスメイトだよ
Aは俺達にとって大切な、かけがえのない仲間なんだよ」
海斗の声は聞いた事ないぐらい低くて、そんな里見に怖気付いて男は逃げてった
私は一気に腰の力が抜けて座り込んだ
そんな私の目線に海斗も合わせるようにしゃがんでくれた
海斗「A大丈夫か...?」
『...うん...大丈夫っ助けてくれてありがとう』
海斗「...甲斐呼ぶか?」
『呼ばなくて大丈夫...心配かけたくないから』
海斗「...分かった、その代わり家まで送ってく」
『えっ...』
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あやぼー(プロフ) - 8話とかで増やせそうだったらやってみますね! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 真壁くんとの絡みがもっとあったら嬉しいです! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 7c9239e795 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます^-^ (2019年2月14日 22時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 毎日更新まだかなぁとほんとに楽しみに読ませてもらってます!!これからもがんばってください!! (2019年2月14日 22時) (レス) id: b01781bf55 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 麗さん» 分かります!本当にそうなんですよね(苦笑)楽しみにしててください! (2019年2月13日 21時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 23時