3年A組---人質って...先生どうして---10

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郡司「Aちゃん」

『えっ、あ、はい...』





急に名前を呼ばれたから驚いた






郡司「柊から君に伝言を託されたんだ」

『えっ？』

郡司「刑事さんから伝えといてくださいって言われちまったよ

でもな...ちゃんとあいつに自分の口から伝えるように俺は言った」

『...はい』

郡司「でも1つだけ...1つだけ伝える」








伝言の1つ...








不安が過ぎる








郡司「強く生きろ」

『っ...』

さくら「強く...生きろ」

隼人「ぶっきーらしいな...」

郡司「あぁ、そうだな


他の伝言はちゃんとあいつから聞いてくれ」

『っはい！！』








ちゃんと本人から聞く







話したい事だってまだある








生徒と教師としてではなく








妹と兄として









話したい

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