3年A組---人質って...先生どうして---10

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郡司「あぁ...お前の目的は分かった

でも何故、生徒のためにそこまでする必死がある？」

柊「はぁ...はぁ...



教師...だからですよ」






そう、刑事さんに先生が言って空は日が昇り朝を迎えた









先生は刑事さんの手錠を外した








郡司「何の真似だ？」

柊「...あなたなら俺の最期を見届けてくれると思って」







先生から携帯を受け取った刑事さんは先生のお腹を思いっきり殴った









柊「あ"っ！あ...っあぁ...あぁ！」








殴られた先生は膝から崩れ落ちた








郡司「ふざけやがって


事が済んだら、これをお前の手にはめてやるからよ」

柊「あ痛っ」







先生の表情は明るかった









先生は屋上の扉のドアノブに手を伸ばしたがその手を1度引き込んだ









柊「...刑事さん」

郡司「ああ?」

柊「...Aに伝えてもらえませんか？




・




・





・






こんな兄貴でごめんって




甲斐と幸せになれって...Aにはちゃんと愛してくれる人が居る




仲間が居る




味方が居る



甲斐や諏訪...茅野達が居る



だから...強く



っ強く生きろって」








その言葉を言った先生の顔は暗く寂しげだった









郡司「...何言ってんだよ



それは柊...お前の口から直接伝えろ」






先生はその言葉に少し左の口角が上がった







刑事さんと先生が信じ合った瞬間だった






森崎「もうすぐ8時です

どうなっちゃうんですかね」






外では森崎先生を含め校長や坪井先生





そして警察がソワソワしながら待機してる








宮城「理事官！」

本城「ん？



...っ！！」







警察の視界に屋上に現れた先生の姿があった

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