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さくらside 1部回想
『澪奈!!
さくら!!!』
Aの声が聞こえたのと同時に私と澪奈の手は離れ
澪奈「っ...」
『っ...澪奈っ!!!』
Aの叫び声と共に澪奈の体は冷たい街に
コンクリートに
落ちた
・
・
・
さくら「私はこの手を離した...
だから澪奈は」
逢沢「それは違う!」
さくら「...」
逢沢「自分を責めんなよ」
さくら「先生もそう言ってくれた
Aの事も私が悪いんじゃないって...そう言ってくれた」
・
・
・
柊「もういいよ」
さくら「っ...
あの!!
...お話ししておきたい事があります
でもその前に...A...席外してもらえるかな...」
『えっ?』
柊「...A、先に準備室に入っててくれ」
『えっ...あっ、はい』
Aが準備室に入って行くのをちゃんと見てから話し始めた
さくら「私は...澪奈が自 殺したあの現場に居たんです
私だけじゃない...Aも居たんです
Aは途中からだったけど...
そこで澪奈が飛び降りた澪奈の手を掴んで...でも離しました
これで澪奈が楽になるならって...Aが澪奈の手を掴む前に、その手を離したんです
私が澪奈を殺したんです」
柊「景山が亡くなったのは、お前のせいじゃない」
さくら「違います
私なんです」
柊「景山を死に追い詰めたのは別の理由だ
たとえお前とAがあの場で助けていたとしても...彼女は同じ末路を辿っていたかもしれない」
さくら「...どういう事ですか?」
柊「俺を信じて...この10日間を過ごすんだ
お前自身で答えを探せ
この事件を最後まで...見届けるんだ」
さくら「......Aには澪奈が自 殺した日の...あの屋上に来たことをAは覚えてません
澪奈が落ちてくのを見て...澪奈が動かないのを見て...Aはその一部の記憶がすっぽり抜け落ちてるんです
...きっと記憶が戻ったらAは、もっと早くに気がつけばよかった
そうしたら澪奈の手を掴んでたに違いない
...そう言って自分の事を責めて自分を殺すと思うんです
私は...それは絶対避けたいんです
Aが壊れるのは...見たくないんです」
・
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さくら「今先生がやろうとしているのは!澪奈が飛び降りた原因を解き明かす事で...手を離した私の気持ちと記憶が戻って罪悪感に包まれるAの気持ちとは別の事」
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ゆき - はじめまして。アンナチュラル見てました。この小説泣けました。 (2020年10月28日 8時) (レス) id: e7853bc0c7 (このIDを非表示/違反報告)
もうふぅ(プロフ) - アンナチュラル読みたいです! (2020年8月10日 1時) (レス) id: af63b42b74 (このIDを非表示/違反報告)
リザ(プロフ) - MIU404読みたいです。あと、劇場版コードブルーの続きも気になるので、更新よろしくお願いします。 (2020年8月9日 20時) (レス) id: 0454f5deb5 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 蒼炎さん» コメントありがとうございます!近々変更する場所を決めてるので更新したらぜひ読んでみてください! (2020年1月22日 23時) (レス) id: 45fcf12be2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - とても面白かったです!楽しく読ませていただきました!! (2020年1月22日 22時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年3月13日 22時