3年A組---人質って...先生どうして---10

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教室でさくらの話を私達は聞き始めた







さくら「澪奈が自 殺した日...会ってたのは私と...Aなの」

『私？』

さくら「...Aは最初から居たわけじゃない」





・






・







・







さくらside回想






放課後...私は昇降口で澪奈が来るのを待った






そこに澪奈が1人で来た







さくら「...澪奈...話があるんだけど」

澪奈「っ...」






私と澪奈はよくAも含めた3人でよく来ていたビルの屋上に向かった







さくら「どうしてもここで謝りたくて」

澪奈「...もういいよ」

さくら「よくない


私は庇うどころか...みんなと一緒に澪奈を...


Aもその事で苦しんでる...表には出さないけど...凄く苦しんでる



っ手紙を貰って最初は澪奈と私じゃ釣り合わないんだって思ったけど、でもそうゆう事じゃないんだって...



プロレスの話だって楽しそうに聞いてくれたし...あれはきっと澪奈が私に出してくれたっ...」






でもその時タイミング悪く私の携帯に着信が入ってしまった








さくら「...最悪だ...


ごめん...」

澪奈「っ...」




携帯の画面を触りだしたら澪奈が急に後ずさりして私と距離を置いた






さくら「...？」

澪奈「っやめて...っ」

さくら「えっ？」






急にやめて...ってなんの事だか分からなかった





どうして澪奈がそんな事を言い出したのかも







澪奈「っ何でそんな事言うの？

何で私を責めるのっ？」





澪奈は誰も居ない...柵の向こう側に喋りそう訴えた







さくら「澪奈？」

澪奈「っ...分かってる


さくらやAは味方だって


でもダメなの...みんなが敵に見えてっ...そんな風に思う自分が嫌で、たまらなく嫌で



だからもう...っ無理なんだ...」






澪奈の視線は私から後ろの柵に向いた





そこからは澪奈が何をしようしとしてるのか直ぐに分かった





だから慌てて鞄を下ろして柵を乗り越えた澪奈に急いで駆け寄った






澪奈の体が空中に放り出されたのを咄嗟に必死に掴んで落とさまいとした







澪奈「離してっ！」

さくら「できるわけないでしょ！！」

澪奈「っ苦しいの...

もう限界なのっ...このままだと壊れちゃうよ


だからお願いっ...」






でも絶対に離さない...離したくないそう思った時







澪奈「楽にさせて...」







澪奈の目から一筋の涙が冷たいコンクリートに落ちるのと同時に私の手から澪奈の手が





さくら「っ！！」

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