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柊「で、また歯を食いしばって前を向く

みんなみっともないんたよ

でも、それでいい

それがいい!

恥を繰り返して強くなるんだよ

っていうか、恥もかかずに強くなれると思うな!

だから、諏訪

お前のこれまでは誰が何て言おうと絶対に間違ってない!!」



先生は唯月の閉ざした扉を蓋を開けた



唯月「っ...


おかしいな...何泣いてんだろう私...

うぅ...(涙」

『唯月...』




唯月が泣いてるのを私は初めて見た



唯月は決して人前で泣く事は今までになかった



でも今やっと先生のおかげで



唯月の心に溜まってたものが涙となって雫となって零れ落ちてく



私はただ...そんな唯月をそっと包み込む事しかできなかった




唯月「何で涙が止まらないんだろ...」

『泣いていいんだよ

今まで泣けなかった分、今泣けばいいの

これからも無理して強がって、無理して泣くのを我慢する必要なんてないんだよっ!(涙』




唯月は顔を上げて先生の顔を見つめてポケットからネックレスを取り出した



そしてそれを私から少し離れて1度強く握りしめてから




床に




ガンッ!!




投げつけて壊した




唯月「喜志からは何も聞かされてないけど、気になって開けてみたらこれが入ってて

多分、重要な何かだと思う」




先生が拾ったのは




『SDカード?』

柊「お前の思い、受け取ったからな

…逢沢」




逢沢は先生のパソコンを持って来た



そしてSDカードをパソコンに入れた



みんながその内容が気になって私達の周りを囲んだ




逢沢「これは...」

柊「フェイク動画の顧客リストだ

この中に景山とAを陥れようとした人物が居る」

『...っそんな』



先生と私はそのリストからある欄に目をつけた



先生は1人準備室に入って行った



さくら「...っちょっと待って、これ見て!」

香帆「嘘でしょ...」


さくらも香帆も他のみんなもその欄を見て絶句してる


柊「これで少しは気持ちが変わってくれたかな?

まぁもちろん、そのリストだけじゃ証拠にはならないしまだ背後に大きな力が働いてるかもしれない

でもだからこそ、ここで退くわけにはいかないんだ

景山の死を無駄にしない為にも

もう2度と景山のような犠牲者を出さないためにも...

俺に、協力してくれないか?」




先生の思いをちゃんと受け止めた人達は頷いた

〇→←〇



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あやぼー(プロフ) - 美紀さん» ありがとう、観た観た (2019年2月11日 14時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでと昨日のドラマ見た (2019年2月11日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 白さん» ありがとうございます^-^ 早速直しました!教えて頂いてありがとうございます(^-^) (2019年2月7日 19時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごくいい作品ですね!面白くて、甲斐くんと主人公ちゃん、先生との恋の行方も気になります!あの、それと気づいた事なんですが、34の唯月のセリフの「あれ…おかしいな」が「おなしいな」になっていましたよ! (2019年2月7日 16時) (レス) id: 44408f9190 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - てでぃべあさん» ありがとうございます^-^ (2019年2月7日 8時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年2月3日 16時

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