3年A組---人質って...先生どうして---3

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『香帆』

香帆「何？」

『ちょっといいかな？』



さくらに頼まれて香帆を廊下に呼び出した



香帆「んっ？」

『さくら言われた通り連れて来たよ』

さくら「ありがとう

あっ、ねぇ全国大会の会場に逢沢君も居たよね？」

逢沢「もしかして疑われてる？」

『違う違う、そうじゃなくて』

さくら「逢沢君は澪奈とAの事で映画作製も中止になっちゃったし、むしろ被害者でしょ」

『私達が聞きたいのは他の男子の事』




さくら「やった！凄い澪奈！」

『流石澪奈！』

さくら・貴方「やったね」

翔「ああ

やっぱ景山は凄いよ...」

さくら「？？」

海斗「...」

『何か海斗も来てたみたい』

さくら「そうなんだ」




さくら「里見君も居たよね？」

逢沢「あぁ、没収されたビデオカメラにも映ってると思う」

香帆「里見が？なんで？」

『わかんない...』

涼音「今の話本当？」

『涼音...唯月』

唯月「ハブられた奴らが仲良く何やってんのかと思ったら探偵ごっこかよ」

『唯月、あのねっ』

唯月「里見

あんた疑われてるよ」

里見「ん？」

愛華「名推理聞かせてよ」

『あっ、ちょっと』


愛華はさくらの背中を押して教室の中に入れた


さくら「いや...全国大会の会場に居たよね？
観客席に

その...えっと」

『ジャージ着て、怖い顔してプール見てたよね？』


怖い顔してって言った時私は一瞬あの海斗に睨みつけられた


賢「おい、どういう事だよ」

翔「そう言えば大会の日、ジャージの上着里見に貸したんだっけ」

未来「何で貸したの？」

翔「あの時色々準備に追われてて、なのに急遽駐車場の警備も手伝わなくちゃいけなくなってたまたま会場に居た里見にお願いして、引き受けてもらったんだ」

兵頭「たまたま会場にねぇ？

た ま た ま」

海斗「試合が中止になって暇になったから見に行っただけだよ

Aが行く事知ってたし」

『えっ私...』



そんな事言った覚えないんだけど...



光永「俺は暇でも水泳なんて見ないけどね」

兵頭「俺も〜」

海斗「何？お前らも俺の事疑ってんの？」

兵頭「いや」

沙良「サッカー部の試合が中止になったのは本当だよ
海斗は嘘なんてついてない」

凛「そうだよ、海斗君がそんな事するわけない」

玲央「海斗があんな動画を撮る理由なんてどこにもないし」

石倉「はい、出ました〜里見親衛隊〜」

兵頭「よっ、親衛隊！」

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