〇 ページ20
『この中に...先生の共犯者がいる
だから刑事さんあの事を知ってたんだっ』
さくら「あの事...って？」
『先生と刑事さんのやり取りに違和感を感じた言葉があったの』
香帆「違和感...って？」
『"里見が真壁からジャージを借りてた"
これってここに居る私達しか知らない
先生は盗聴して知ったんだとは思うけど、外部の人間にジャージの事を教えるとは思えない』
先生は楽しそうに私の推理を聞いてる
『つまり...この中の誰かが外部の人間にその情報を渡した
そして渡した相手が刑事さんだった
だから、さっき刑事さんは里見がジャージを真壁から借りたって言葉を言った
内部の情報が...表に筒抜けだった』
柊「A凄いな〜
刑事さんより優秀かもな
ちなみに最後のメッセージは僕が送りました」
"熊沢はトマトジュース
里見はゼリーだそうです"
柊「残念でしたね、刑事さん」
香帆「って事は、あのフェイク動画を撮ったのは里見？」
翔「お前があの動画を撮ったのか？」
海斗「.........ああ」
沙良「海斗が？」
玲央「嘘でしょ？」
凛「どうして？」
海斗「俺と付き合ってくれないか？」
澪奈「...ごめん」
海斗「マジかよ...
俺まともに告ったの初めてなんだけど
俺超ダッセェじゃん
好きな奴とか居んの？
もしかして真壁？」
澪奈「！！」
海斗「あり得ねえ
選手でもねえしただのマネージャーだぞ？
男見る目ねぇな」
「景山が憎いんだろ？
奴の動画を撮って来い
盗撮ならなんでもいい
後はこっちで上手くやってやる」
ガチャ...
海斗「...」
シャー...
澪奈「！？」
あの時.........やっぱりもっと里見を問い詰めるべきだった
あの日、ミコトお姉ちゃんから電話がかかってきて通話できる所に行ったら
『えっ？
UDIの見学説明会？
いつ？...その日なら行ける』
海斗？？何で更衣室の方から...
ミコト【A聞いてる？】
『あっ、うん
詳しい時間とかは送ってもらってもいい？』
ミコト【分かった】
『ありがとう、じゃあね
海斗』
海斗「っ」
『こんなとこで何やってんの？
それにさっき何で更衣室の方から』
海斗「他校の知り合いが水泳部なんだよ
だから会いに」
『そっか...てか何でジャージっ』
海斗「悪い、俺行かないとだから」
あの時...もっと違和感を感じてたらっ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 909人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやぼー(プロフ) - レイさん» 間違ってなかったですよ！なので直しました！ (2019年1月27日 12時) (
レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 美紀さん» ありがとう！ (2019年1月27日 12時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あのあやぼーさん甲斐君サイドで里見くんのセリフが二回繰り返されてますよ？間違っていたならごめんなさい！ (2019年1月27日 9時) (レス) id: d0447010f9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん移行おめでと作者さんもタメにしてね (2019年1月27日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやぼー
x他1人 | 作成日時：2019年1月26日 17時
