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海斗「ぶっきーは今作業中だ
盗聴の心配はないだろう」
隼人「何だよ、話って」
海斗「中尾は多分死んでない」
えっ
涼音「どういう事?」
海斗「さっき真壁と2人で美術準備室に行ったんだ」
『えっあんた達馬鹿なの?』
隼人「中尾が居たのか?」
翔「あっ、いや...姿は見てない
でも部屋の中が少し見えて全く同じパンの食べかけが2袋あった」
『2袋...』
石倉「いや、でもそれだけで生存確定は無理あんだろう」
海斗「後、遺体のにおいが全くしなかった普通なら多少の異臭が漂うはずだ」
石倉「それだって遺体を別の場所に隠したりバラバラにしてトイレに流したりとか...」
涼音「ねぇ、何でそうネガティブに捉えるわけ?
本当に生きてるかもしんないじゃん」
生きてたら涼音にとっては暗闇に1つの光が見えた事になる
でも
『異臭はそんな直ぐには臭いはないよ』
私のその言葉に全員が振り向いた
『一般的には死後2時間〜30時間で死体の硬直が顎から始まるの
この段階で腐敗臭が死体から離れていれば気づかない程度
遺体が置かれた環境や季節、部屋の温度にもよるけど、この季節だと...2、3日程ぐらいから融解し始めそれが腐敗の始まりとしてにおいはこの段階から異臭として始まる
バラバラにしたんだとしてもバラバラにする際血があちらこちらに飛び散る
翔、血液が壁や床についてたりしてた?』
翔「い、いや...」
『まぁ、部屋に飛び散らないような工夫をしたら別だけど』
蓮の止血した時確かに生暖かった
でも、あれが本物かどうかはハッキリとは言えない
石倉「な、なぁ」
『ん?』
石倉「何でお前そんなに詳しいんだ?」
『えっ?』
海斗「普通そんなに知らないだろう」
『あ〜...私の親戚に法医解剖医が居るの』
涼音「法医解剖医?」
『死体を解剖して死因を探す人の事
その人が務めてるのは不自然死究明研究所、通称UDIラボ
そこで澪奈の血液検査を東海林さんって人にお願いしたの』
そう私の言う親戚とはミコトお姉ちゃん
隼人「お前それ言っていいのかよ」
『この際だし、別に隠しとかないといけないような事じゃないし』
瀬尾「けど、生きてたとして何で殺したフリなんかすんの?」
隼人「俺らに恐怖心を植え付けるためだろ」
賢「確かに殺しをやるようなヤツに刃向かえないもんな」
石倉「ああ」
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あやぼー(プロフ) - HaaaRkさん» ありがとうございます^-^ (2019年2月7日 8時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
HaaaRk(プロフ) - 初めて読んだんですけど、お話の世界観が凄く好きではまりました! まだ1話しか読めていないので、今後の展開も楽しみにしながら読んでいきたいと思います! AAA好きなので、ヨルソラ出てきた時嬉しかったです!! これからも更新頑張ってください!!! (2019年2月7日 1時) (レス) id: edb65b6f34 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 先生どうして---2はの2は第2話でDay 1 of the nightは授業が終了しその後の教室での様子とかを書いてます! あずみさんが確認したい事ってこの事であってますか? (2019年2月4日 3時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
あずみ(プロフ) - これって、シリーズ1だけで、1話になってるの? (2019年2月4日 2時) (レス) id: 38e0c915b8 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - cuteさん» そうでした!教えていただいてありがとうございます! (2019年2月2日 22時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年1月24日 5時