3年A組---人質って...先生どうして---

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柊「何にあいつが苦しんでいたのか」

隼人「なら景山は誰に何をされて自 殺したって言うんだよ！」

柊「それはお前達が自分で探せ」

隼人「んだと？」

柊「なぜ、クラスメートが死ななければならなかったのか

卒業までの10日間で...一緒に考えるんだ」



今気がついた



先生のパソコンに映ってるのって



この校舎の中？




そんな事を思ってたら数人の黒い集団が階段を駆け上がって行くのが映った




この人達...警察だ




柊「さてと...不正解だった場合ペナルティーが科せられるんだったよな」

唯月「待ってよ、マジで殺す気？」

柊「当たり前だろ、言ったはずだ
不正解だったらこの中の誰かを殺すって

だ〜れ〜に〜し〜よ〜う〜...」



みんなの顔色が一気に青ざめてく



隼人「冗談じゃねえ！

何でお前に殺されなきゃなんねえんだよ！」

柊「何だ？どうした？
この期に及んで命乞いか？」

翔「何なんだよ！
こんなのむちゃくちゃだ！」

凛「ブッキー今なら引き返せるよ！」

沙也「先生！目を覚ましてください！」



先生は不気味に微笑んでる...



先生は本気だ



誰に何を言われようと本気で




未来「こんな事したってすぐに警察に捕まるだけだよ！」

瑠奈「今逮捕されたら間違いなく実刑ですよ！
分かってるんですか！？」

柊「もちろん分かってるよ」

玲央「何でこんな目に遭わなきゃいけないの！」

佑香「何の権利があって...！」

西崎「こんな所で死にたくない...」

立野「お願いします僕達を解放してください」



みんなが我を忘れて騒ぎ出した



『...私達を殺して何がしたいの』

不破「今すぐここから出せ！！」



不破が先生の胸ぐらを掴むけどすぐに背負い投げされた



『っ！！』


柊「ははは...活気があっていいね！
こんなに必死になって授業に取り組んだ事無かったんじゃないのか？
ほら！もっと来い！ほら！」

石倉「煽ってんじゃねえよ！」


でも石倉も蹴り飛ばされた


柊「はい次！」

兵頭「こうなったら総力戦だ！

行くぞ！おりゃ〜！」

唯月「A！！」



ここに居たら完全に巻き込まれる



柊「1人ずつ来いよ！」

賢「俺達も行くぞ！」

隼人「A、諏訪達の方に行け」

『...分かった

さくらもう少し下がろ』

唯月「A」



珍しく唯月の目にも不安が浮かんでる



『大丈夫だよ...きっと大丈夫』

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