3年A組---人質って...先生どうして---

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隼人「チッ...

さっきから訳分かんねぇ事ばっか言いやがって」



ズカズカと先生の方に歩いていく隼人




凄い怒ってる




止めないと...



さくら「ちょっと！」

『隼人っ！』



腕を掴んだけど振り払われてさくらの方に押された



隼人は先生のジャッケットを掴んでしまった



隼人「さっさとドア開けろ！！」



でも先生の目は怖がっている訳でもなく



隼人が掴んでる手を捻り隼人を教卓に押し倒した



『っ嘘...』



隼人「うっ！痛てて...痛...」



先生は隼人のブレザーのポケットからナイフを取り出した



『何でそんな物持ってんの』



隼人がナイフを持ってるなんて思わなかった私は驚きを隠せなかった



柊「こんな物騒なもん持って来ちゃダメだろ

没収だ」

隼人「ってめぇ！」

賢「おいおい、てめぇ」



近寄った賢を蹴り飛ばして隼人を石倉の体にぶつけ、蓮を蹴り飛ばしたと思ったら石倉が私の方に蹴り飛ばされてきた



石倉「っ痛ってぇ！」

賢「どうなってんだよ」

『石倉大丈夫？』



涼音は彼氏でもある蓮に駆け寄った



涼音「蓮、大丈夫？」



普段の先生と今の先生が違い過ぎてみんな動揺が隠せない



もちろん私もそのうちの1人



朝の先生と今の先生が違いすぎて




香帆「ブッキーって雑魚キャラじゃなかったんだ」



まだ先生は隼人の右手首を捻って掴んだまま



柊「こう見えても昔はアクション俳優を目指していたんだ」

『アクション…俳優…』

隼人「っ調子乗ってんじゃねぇ...！」



空いてる右手で殴りかかったけど呆気なく交わされて隼人は先生に押し倒され馬乗りの状態になった



隼人「痛ってぇ」

『隼人っ』



先生はほんの一瞬私に視線を向けて隼人から没収したナイフを取り出し器用にナイフの持ち手を回転させた



まるでそのナイフを使った事のあるように




柊「調子に乗ってるのはお前の方だろ」




冷たく言い放ち先生は振りかざした





『っやめて！！』

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