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ページ45

唯月の両肩に手を置いたまま顔は伏せたまま私は石倉に声を掛けた


『石倉』

石倉「...なんだよ」

『さっき...さっきなんて言った?』

石倉「あっ?」

『さくらに.....さくらがなに?』

さくら「A...?」



ふらつきながらさくらの横に立った



石倉「殺すんなら茅野をやれって言った
だってそうだろ、茅野が答えを間違えなければ誰かが死ぬってならないし

だったら、答えを間違えた茅野のが死ぬのが妥当だろ」



さくらが死ぬのが...妥当




今の私は私であって





私じゃない





『石倉』




そう言いながら俯きながら石倉の目の前に立った



『もういっぺん言ってみ

誰が死ぬのが"妥当"なの?』

石倉「だから茅野だよっ...!!!」



ドンッ!!



凄い音がした



そりゃそうだ



私が石倉を蹴り飛ばしてその勢いで石倉の体は壁に吹っ飛んだんだから



みんなは目を見開いてる



こんな私は...誰も見た事がないから



涼音「っA?」

『さくらが死ねばいい?
ふざけた事(ぬか)かしてんじゃねえよ』



自分でも今まで出た事ないぐらい低い声が出てる



『私は澪奈を失った、それはさくらやあんたらも一緒

大切な...大好きな澪奈を私とさくらは失った
それで今お前らはまた私から大切な人を奪おうとしてる

...死んで良い奴なんか居ないんだよっ

死ななくていい澪奈が死んだ!!

そして今もし、さくらが死んだら私はお前を殺す

これ以上大切な人達を失いたくない

もし、またさくらに擦り付ける様なことを言ったら』



石倉の目線と同じ目線になるようにしゃがんで



『お前のその口一生喋れないように刻むよ』



それを言われた石倉は腰が抜けて動けなくなった



それから隼人と向き合った



『隼人、今回は隼人が悪い

あんなやつ死んで当然だったんだよ

そんな言葉言えばさくらがキレて隼人に蹴りを入れるのも当然でしょ


隼人の口からそんなクソみたいな言葉聞きたくなかった

昔の隼人は違った、隼人は変わりすぎてる』





私が大好きだった隼人はこんなんじゃない

〇→←〇



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レー - こんばんは・・・いいですか? (2021年3月4日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» ありがとうございます^-^ (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - いえいえ、大丈夫ですよー。この作品凄くおもしろいので大好きです!頑張ってください (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» 教えてくださりありがとうございます!直しました! (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - 三話の茅野が景山になってますよー (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年1月21日 0時

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