3年A組---人質って...先生どうして---

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逢沢「ドアと同じように特殊な鍵が掛かってるのかも」

翔「あっ、だったら外に居る先生に助けを求めてみるとか？」

香帆「っそれだ！」



みんなは外に居る先生達に助けを求めだした



先生達はこっちを見てるのに何の反応もない



香帆「何で誰も気づいてくれないの！」




まるで私達の姿が見えてない



いや、見えないでいるかのように




キーンって音がなったかと思えば



柊「助けを呼ぼうとしても無駄だよ」

『先生？』


放送用のスピーカーから先生の声が聞こえてきた



柊「その窓ガラスは外からだと中の様子が見えないようになってる」



隣に立ってる唯月が疑問をぶつけた



唯月「何でうちらのことが？」

『確かに...』



先生は今準備室に居る


私達の姿なんて見えるはず...



逢沢「あっ、これ！」



逢沢が見つけたのは



さくら「カメラ...」




防災装置に見せかけたカメラだった




あれだったら私達の姿...見えちゃうね





〜美術準備室〜



柊「みんなのことがよ〜く見えるよ」

唯月「チッ」

柊「はい、諏訪
今の舌打ちは何に向けてかな？

あっちなみにこのカメラは高いから壊したらペナルティーだぞ〜」



〜教室〜



『私達の行動や発言は全部筒抜けって事...』

涼音「プライバシーとか何もないね」

『唯月、舌打ちも程々にね？』

唯月「...分かったよ」




本当に...これからどうしよ




さくらの目から不安って事が伝わってくる





私が...さくらを支えないと

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