3年A組---人質って...先生どうして---9

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隼人side





喪服に身を包んで家を出た俺は石倉と合流し魁皇高校に向かった





石倉は全然変わってなくて昔のままの石倉




門の前に宇佐美達と偶然会った俺達は校舎に入って教室に俺らは入った



石倉「おっ、よっ！」

逢沢「みんな来てくれたんだ」

兵頭「懐かしい面々だな」

石倉「兵頭」

兵頭「お〜石倉」

石倉「お前握ってんの？寿司」

兵頭「当たり前だろ

ほら、今日も握って来てやったからよ」



兵頭の実家寿司屋だったな




辻本「香帆さん」

宇佐美「あ〜、久しぶり！」

辻本「私CDデビューしたんです」

宇佐美「えっ本当！？」

立野「僕の父さんのプロデュースでね」

浅見「私がタイトルの文字書いたの」

河合「へぇ〜凄い！」

辻本「はい！」

辻本「お...インパクトあるねぇ！」

結城「ねぇねぇねぇ、見て見て

私もねYouTuberやってて結構登録人数凄くない？」



みんな卒業してから良い意味で変わった



『久しぶり』




その声は久々に聞いた俺の




宇佐美「A〜！」



彼女でもあるAだった



石倉「おっ、Aじゃねえか！

大学の方はどうなんだよ」

『ぼちぼちだね...めっちゃ大変だけど毎日必死こいて勉強して試験受けてって感じ』

結城「そっか〜...やっぱり大変なんだ」

『うん』

隼人「A」

『よっ』

兵頭「お前ら本当にいつになったらくっ付くんだよ」

隼人「俺らもう付き合ってるよ」

『うん』

宇佐美「やっと！？」

『...卒業した1年後に付き合い始めたよ』

石倉「お前らやっとだな」

隼人「ああ」



卒業してから俺から告白した



ぶっきーに人質にされてる時に1回気持ちを伝えてそれからまた告白した



「久しぶり」

香帆「久しぶ...」

一同「え〜！？」



後ろを見て驚きを隠せないで居る俺達




目に入った光景は須永の腕に魚住が腕を絡ませて立ってるから




兵頭「お前ら付き合ってんの？」

須永「11回...告られて...」

魚住「12回ね」

『そ、そんなに』



2人の話によると


華「須永君...私とっ」

須永「ごめん」




それからも魚住からの告白は続いて12回目で須永が折れたらしい




石倉「何か...壮絶だな」

一同「あぁ...」

『まさか2人が付き合うとはね...』

須永「まぁ、愛すより愛される方が幸せになれると思って」

宇佐美「それ女子が言うセリフだからね」

『確かに』

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