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『っ...もう大切な人を失いたくないの!!!』
柊「っ!?」
『はぁはぁ...っ、本当の両親失って...澪奈を失って、それだけでも辛いのにっ
また...また大切な人を失わないといけないの!?
...澪奈が死んだ日以降...私はさくらと同様に唯月が居ても、隼人が居ても生きた心地しなくてっ
それに...ずっと、ずっと言えなかったけど私の記憶が途中から澪奈が死んだ日の途中からの記憶が全く...っ全くない
気が付いたらさくらとビルの外に居て、さくらの表情は暗くて...どうしたんだろうって思うのと同時に何でさくらと居るの?って
私はいつからここに、さくらと居たのか全然覚えてなくて!!!』
さくら「Aっ」
『肝心な事を忘れてる気がしてならないの!!』
さくら「...何もないよっ
Aは、関係ないの...」
『関係ないって何...それってやっぱり忘れてる事があるからじゃないの?』
柊「A
真相を知ったら、思い出したら、お前は確実に壊れる
それをっ、俺や茅野は避けたいんだよ!!
景山の死に...お前は関係ない」
関係なくない...
柊「だから退いてくれ」
『...家族を』
その言葉に先生は目を見開いた
『家族をまた...失わいといけないの?
私が知らないと思ってる?
自習の日...私は全部ミコトお姉ちゃんから聞いた
真相を全部聞いた
...柊一颯は...っ』
さくら「Aっ!?」
先生にお腹を殴られてさくらの方に投げ飛ばされた
柊「...それ以上言うな」
『っなんで...(涙』
冷たい目でそう言われた
さくら「っ...先生に最後まで見届けるように言われて...、っ今日まで先生の授業を受けて来て...
揺らいでますっ
ずっと蓋をして来たものが...真実なのか、っ偽りなのか
Aに本当の事を伝えるべきか伝えないべきか...
だから苦しいんです...先生が自分を犠牲にしてっ、全てを背負い込もうとすればするほど...苦しいんです」
さくらの言葉は無視して準備室に入ってこうとする先生
さくら「お願いしますっ!!
もうやめてください!!!」
『お願いだから1人で背負い込まないで!!』
私達の思いは
願いは
届く事なく扉は閉まった
しばらくの間私とさくらには沈黙が続いて
さくらも...私も...泣いて
さくら「ごめんね...っ、ごめんA」
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あやぼー(プロフ) - 莉緒さん» いえ、全然大丈夫ですよ!10話を書き終えた後すぐに自分で1話から読み直して直そうとしてる部分がいくつかあるので待っててくださったらありがたいです! (2019年3月18日 1時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 事件を知ったあとに、柊先生が調べて犯人がわかった、ということなんでしょうか??とても楽しく、一気に読ませていただいているのですが、とても気になってしまったので書き込ませていただきました。長々とすいません。 (2019年3月18日 1時) (レス) id: ae926158ac (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 莉緒さん» コメントありがとうございます!そこは10話を全て書き終わってから修正する予定なので安心してください^-^10話無事に書き終わらせる事に今必死なので待っててくださったら嬉しいです (2019年3月18日 1時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - けど、以前にその事件は結城さんがマイボイで予定を書いたりしてバレた、また、柊先生はその事件を知らなかったような書かれ方をしていたので、武智先生が犯人だと柊先生が話してしまうと、その事件を知っていたことになると思います。 (2019年3月18日 1時) (レス) id: ae926158ac (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 初めまして。莉緒です。楽しく小説読ませていただいています!そこで、気になったのですが、主人公が襲われて助けがこなかったときは暴行されていたときの犯人は武智先生で、武智先生が男に主人公の居場所などを教えた、とあります。 (2019年3月18日 1時) (レス) id: ae926158ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年3月3日 23時