3年A組---人質って...先生どうして---9

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柊「......っ！！」





通話を終えた先生の目に入ったのは鏡越しにドアの所に立ってるさくら




さくら「どうして人質を連れて屋上に行くんですか？」






さくらは電話での会話を聞いていた





さくら「自分を悪者に見せる為ですか！？


世の中に先生が今回の犯人だって思わせる為ですか！？」

柊「教室に戻れ」




準備室に歩き出した先生をさくらは追った





さくら「行かないでください...行かないでください！！」





さくらは先生を掴んで止めようとしたけど押し退かされた




さくら「私は！


先生を信じて来ました...今でも信じてます


でも、もう限界です


先生がこれ以上悪者にされるのだけは納得できません！！



Aの事を守って、庇って、っ隠し通すのも、もう限界です！！」





唯月「.........A何してんの」

『ぇ...』




唯月の声は明らかに動揺してでもその声には怒りがあって






唯月「何座ってんの


何で追いかけないの！？


...いいの？



ねぇ！




このままでいいの！？」

涼音「唯月どうしたの」

唯月「絶対に後悔するよ？


今追いかけないと絶対後悔する！！」






唯月...








私は勢いよく立ち上がって美術室に急いだ








さくら「お願いです！


行かないでくださいっっ！！！」

『さくら...』





必死に先生を止めてるさくらの姿が見えた




準備室の扉の前に立ちふさがったさくらを先生は





さくら「先生っ！！」





強い力で押し退けた






押し退けて間に空間に先生は入って行こうとした






『っ...！！


待って！！！』

柊「っ...A」




先生と準備室の間に無理矢理割り込んで止めた





『どこ行くの？


何考えてるの？』

さくら「っA(涙」

『さくらがあんなに必死になって止めるって事はそれほどの事をしようとしてるんでしょ！？』

柊「そこを退け」

『嫌だ...絶対に退かない


何をしようとしてるのか教えてっっ！！！』

さくら「......先生は」





さくらが泣きながら教えてくれた





さくら「刑事さんを連れて屋上に行くの...」

『屋上...？



何でわざわざ屋上に？』

柊「...最後の要求をするためだ」

『それだけなら屋上じゃなくてもできるでしょ』

柊「...お前には関係ない」

『関係なくない！！』

柊「いいから退け」

『嫌だ！！』




先生との掴み合った

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