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誰かに頬を撫でられてる感覚がして目を覚ましたら意識を失ってたはずの先生が目を覚ましてた




柊「A」






優しく...彼は私の名前をそう呼んだ






『っ良かった...よかった(泣』





堪えきれずに溢れ出す涙





そんな私を優しく包み込んでくれる






柊「ごめんな...本当にごめん」





お願いだから謝らないで...





柊「ごめん」

『謝らないでっ...謝られる方が、すっごく...苦しいからっ』

柊「...分かった」




私は今、どんな顔をしてるのかな




彼はどんな表情で居るのかな





見たらきっとまた涙が溢れ出てくる





柊「...外に、茅野と宇佐美が居る」

『えっ?』

柊「茅野と宇佐美は俺達の傍にずっと居てくれたんだ」

『そうなんだ...』




2人には感謝しないと...






柊「A」

『なに?』

柊「ありがとうな」

『えっ?』

柊「...あの時、俺の所に来てくれて」




あの時...あぁ、田中のおじちゃんが来た時の事




『あの時...行かないとって思った

行かないと...消えちゃいそうな気がしたから

今にも命の灯火が消えそうなぐらい弱りきって...それでも私達の為に必死にっ、必死になって守ろうとしてくれた

助けてようと必死になってくれた

だから...今度は私が助けなきゃって!!

支えてくれた分今度は私が傍で支えなきゃって!

そう思って!!』




私は早口でそう告げた




柊「その気持ちだけで俺は十分だ


Aがそう思ってくれた...それだけで俺は幸せだ」

『そんな事っ...』

柊「...これから俺の授業をやりに教室に行く


ちゃんと受け止めるんだぞ、A」

『うん...ちゃんと、受け止める』





もう辺りは真っ暗になってた

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あやぼー(プロフ) - 莉緒さん» いえ、全然大丈夫ですよ!10話を書き終えた後すぐに自分で1話から読み直して直そうとしてる部分がいくつかあるので待っててくださったらありがたいです! (2019年3月18日 1時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 事件を知ったあとに、柊先生が調べて犯人がわかった、ということなんでしょうか??とても楽しく、一気に読ませていただいているのですが、とても気になってしまったので書き込ませていただきました。長々とすいません。 (2019年3月18日 1時) (レス) id: ae926158ac (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 莉緒さん» コメントありがとうございます!そこは10話を全て書き終わってから修正する予定なので安心してください^-^10話無事に書き終わらせる事に今必死なので待っててくださったら嬉しいです (2019年3月18日 1時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - けど、以前にその事件は結城さんがマイボイで予定を書いたりしてバレた、また、柊先生はその事件を知らなかったような書かれ方をしていたので、武智先生が犯人だと柊先生が話してしまうと、その事件を知っていたことになると思います。 (2019年3月18日 1時) (レス) id: ae926158ac (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 初めまして。莉緒です。楽しく小説読ませていただいています!そこで、気になったのですが、主人公が襲われて助けがこなかったときは暴行されていたときの犯人は武智先生で、武智先生が男に主人公の居場所などを教えた、とあります。 (2019年3月18日 1時) (レス) id: ae926158ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年3月3日 23時

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