3年A組---人質って...先生どうして---9

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逢沢side



〜回想〜



水泳部の部室の前で景山を待ってドキュメンタリーを撮らせてほしい



そう伝えた



景山「...ドキュメンタリー？」

逢沢「うん

君を撮らせてほしいんだ」

景山「...悪いけど...」

逢沢「桐生の事も撮るんだ

桐生は撮らせてくれるって言ってる

だから」

景山「ごめん」

逢沢「壊れるんじゃないかって...」

景山「っ...」

逢沢「こんな事言ったら怒るからもしれないけど、凄いギリギリの所で闘ってて...孤独なんだろうなって

桐生が傍に居ても、ギリギリなんだろうなって...

それを誰かに吐き出さないとこの人は壊れるんじゃないかって...そう思ったんだ

だから自分の思いをカメラに吐き出したらどう？」




そして景山はドキュメンタリーの撮影を許してくれた




・REC〜



校長「景山澪奈殿

全国ジュニア水泳競技大会優勝おめでとう」



『おめでとう』

景山「ありがとう」




桐生は景山が横を通る時にそう声を掛けた




逢沢「おめでとう」

景山「どうも」

逢沢「...素っ気ないね」

景山「何かこういうの照れくさくて...

Aにおめでとうって言われても未だに照れくさい部分もあるし

...でも別に誰かに褒めてもらいたくてやってるわけじゃないから」



真壁「後少し！

おっ！また...記録更新！」

景山「あの子また来てる」

真壁「実は茅野とAが俺にマネージャー勧めてくれたんだ」

景山「そうなの！？」

真壁「うん

奴 隷とか言われてるけど...俺は結構感謝してるよ」

景山「じゃあ...私も感謝しないと」



逢沢「？？」

景山「居た」



教室には席で寝てる茅野が居た




逢沢「茅野に何か用があるの？」

景山「...今日はこれで撮影終わりにしてもらっていい？」

逢沢「うん、いいけど...」




教室から出たけど内緒で外から2人の様子を撮影し続ける事にした




茅野「...夢！？」

景山「よく撮れてるね」

茅野「っ、あっ！あっ、あっ、ごめんなさい

あのそういうつもりじゃ...」

景山「ふふふっ

面白いね

あのさ...友達にならない？」





その日をきっかけに景山は茅野と友達になって景山を通して桐生と茅野も友達になった





茅野「前にこれ、貰ったお返し

気に入ってくれるといいんだけど」

景山・貴「ありがとう！」



プレゼントのお返しは茅野が好きなプロレスのキーホルダー

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