☆9☆ ページ10
平野「酸素5リットル準備して！」
«1.2.3»
冴島「う〜！う〜！」
処置室には、はる姉の苦しげな声が響いてた
緋山「
平野「えっ...」
冴島「何で...まだ13週よ、緋山先生どうにかして...」
藤川「今出てきたら助からないだろ」
緋山「だから、今やってる！！」
平野「はる姉マスクつけるよ」
緋山「ふぅ...」
冴島「う〜！」
この痛みは、はる姉にしか分からない
この場にいる誰もが苦しげなはる姉を見て、その痛みがどれだけのものか、分かる
緋山「膣部鉗子」
藤川「はるか...」
緋山「鈍針付テトロンテープも」
平野「大丈夫、大丈夫だよ」
冴島「う〜！」
はる姉...
藤川「はるか...」
緋山「ケリー鉗子」
看護師「はい」
緋山「胎胞押し込んでマクドナルド手術してみる」
藤川「ああ」
緋山が胎胞を押し込み始めた直後、はる姉は激痛が走ったみたいで強い力で握りしめていた私の手を握ってきた
冴島「うっ〜！！」
藤川「はるか...はるか！」
冴島「うっ〜！！」
〜PHS〜
こんな時になんで私の鳴るかな
平野「はい...」
白石「「ごめん平野先生、こっち戻ってこれる？」」
平野「なに、どうした？」
白石「「藍沢先生とやってるんだけど、もう1人手を貸してほしいの」」
冴島「うっ〜！！」
白石「「今の...冴島さん？」」
電話越しでもはる姉の声が白石に聞こえちゃったらしい
平野「...そう......
はる姉...」
冴島「大丈夫...だから、行って」
平野「...ごめん...緋山、はる姉の事お願い」
緋山「分かってる」
平野「白石、今から戻る」
藤川「落ち着いて、落ち着いて...」
処置室を出ようとしたとき
緋山「駄目だ...破水した...」
破水と緋山が発した言葉に反応した
平野「えっ？」
破水って...まだ13週...
冴島「嫌だ...待って、助けて緋山先生！」
藤川「頼む！緋山頼む！」
冴島「助けて...」
藤川「大丈夫！」
冴島「助けて...」
私が動けなくなってると
緋山「Aは行って！白石に呼ばれたんでしょ
何とかするから」
平野「...分かった」
私は処置室から出て初療室に向かった
お願い...お姉ちゃん
はる姉を...はる姉の赤ちゃんを
・
・
助けて
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あやぼー(プロフ) - 輝流さん» 一気に全ては直せないので気長に待っていてください。それと誤字が多い事を教えて下さってありがとうございます。でも誤字ぐらい少し許して貰えませんか？一個前のコメントで送った通りドラマの字幕と文庫本での漢字が違うのが原因なんです。 (2018年9月27日 16時) (
レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 輝流さん» 文庫本とドラマの字幕の漢字が違うのが原因だと思います。それは文庫本を読んでいる時に気がついているので (2018年9月27日 16時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
輝流(プロフ) - 誤字が多い。他のシリーズも。 (2018年9月27日 16時) (レス) id: 38486b628b (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 美香さん» 了解です (2017年9月1日 19時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - あやぼーさん» それについては改善してたので大丈夫でした。 (2017年9月1日 19時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぼー
x他1人 | 作成日時：2017年8月13日 20時
