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耕作に頼まれて、天野奏さんのところに行く事になった
私は医者だ...仕事中に余計な感情は入れない
入れてしまう時もある...
だけど私は1人の医者だ
だから...医者として、私は天野さんの所に行く
奏「藍沢先生...と確か平野先生でしたっけ?」
平野「そうだよ、よく覚えてたね?」
奏「新海先生が、よく平野先生の話しをしてるから。救命で腕のいい先生だって」
平野「...そうなんだ」
耕作...そろそろ本題に入った方がいいっとアイコンタクトで伝えた
藍沢「...君は凄いな」
奏「えっ?何で?」
藍沢「そこまで体調が悪かったら、一刻も早く手術をしてくれと言うのが普通だ」
奏「...」
藍沢「それだけ、ピアノが好きなんだな」
奏「(微笑み)」
藍沢「手術をすれば後遺症が残る可能性はゼロじゃない。
だがもし、そうなったらリハビリをすればいい」
奏(リハビリ...)
平野「リハビリは辛い...時間もかかる...でも、天野さんならきっと乗り越えて今と同じくらい大好きなピアノが弾けるようになるって私達は思う」
奏「...」
藍沢「君はとても強い......(微笑)」
耕作が患者さんに微笑んだの久しぶりに見た
それぐらい、耕作は本気で天野さんと向き合ってる証拠
藍沢「だから大丈夫だ」
奏「久しぶりに見た、藍沢先生が笑ったの
何か大丈夫な気がしてきた。先生の笑った顔を見たら」
私も...何度もつまずいて転びそうになるたんびに耕作に大丈夫って言われてきた
尊敬し、信頼していたからってのもある
天野さんは耕作の事を信頼してる
奏「私...手術受ける」
・
・
___負けじゃない。医者が患者に提供するのは医療だけじゃないから。誰かを勇気づけたいと思った時は、笑ってあげればいい。___
・
・
奏「でも...1つだけ条件がある」
平野「なに?」
奏「先生が手術して...?」
藍沢「約束する」
耕作の意思も天野さんの意思も強かった
・
・
___医者が見せる不意の笑顔は案外、手術や薬よりも患者の心を癒すのかもしれない___
・
・
平野「手術の日...耕作は救命に居ないのか...」
藍沢「そうなるな...人手不足の時だが、あの子の手術に入る」
平野「はぁ〜...分かった!
心配しなくていいから。耕作が居ない分私が動く。
だから...大丈夫」
真剣な眼差しで耕作に伝えた...耕作が決めた事
耕作が居ない分は私が...動けばいいだけ
藍沢「頼んだ」
平野「うん」
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鈴木誉 - 脳痛い (2020年11月20日 0時) (レス) id: 381f4b6bda (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!直しました! (2017年8月10日 20時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 17のとうこつ動脈の字なんですけど頭骨ではなく橈骨です^ ^腕の血管のことです^ ^ (2017年8月10日 19時) (レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - みぃちゃん,mさん» ありがとうございます! (2017年8月10日 13時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,m - お誕生日おめでとうございます!!あやぼー様と書いている作品に、幸あれ!! (2017年8月10日 13時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2017年8月5日 18時