☆25☆ ページ26
耕作と分かれあと、ヘリで搬送された健太郎くんの所に向かった
バイタルも安定してる
健太郎「花火、見たかったなぁ...」
健太郎母「そうね、でもしょうがないね」
花火...確か...
平野「あっ、ここからも見えますよ?
窓からほんの少しですけど」
健太郎父「ほんとですか」
平野「少しベッドを移動させましょう」
冴島「あっ、雪村さんちょっと手伝ってもらえる?」
雪村「えっ...」
冴島「ベッド動かしたいの」
雪村「すいません、私、フライトの記録つけなきゃいけない...」
平野・冴島「それは後でいいから、点滴お願いね」
雪村(息ぴったり...はぁ...)
冴島「もう、始まりますね」
健太郎母「ありがとうございます」
平野「いえいえ」
健太郎母「すみません」
雪村「...」
ベッドを動かし終えて私達はスタッフステーションに戻った
雪村「あそこまでしてあげてたら、ナースの仕事って切りがないと思うんですけど」
切りがない...ねぇ
冴島「うん...雪村さんはフライトナースにとって大切な事って何だと思う?」
雪村「現場での判断力、経験、迅速に動ける体力」
冴島「そうね。で、実際どうだった?今日やってみて」
雪村「あのお母さんがパニック起こしちゃって大変でした」
冴島「誰もパニックにならない現場なんかないわ」
平野「大きな不幸を目の当たりにして、みんな不安になってるから」
冴島「そういう時、誰かがその不安に気付いてあげてほしい」
雪村「それが私って事ですか?」
冴島「医者やその他のスタッフも張り詰めてる。そういう時あなたの顔を見るとみんなが安心する
雪村さんにはそういうナースになってもらいたいの」
雪村「...」
冴島「焦らずに成長してってほしい」
雪村「...」
平野「私達は今までいろんな現場を見てきた。もちろんその中には悲惨な現場もあった。
現場は張り詰めてる、家族が重症で助けを求める声が飛びまわって...でも、でもそんな時私は冴島さんを見ると安心する。信頼してるから
家族の心配を取れるのはナースの優しい笑顔と言葉...雪村さんなら、きっとなれると思うよ。
冴島はるかみたいな...フライトナースに」
雪村「...」
言う事だけは言って私とはるちゃんは、ナースステーションを出た
私は医局に戻る事に
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鈴木誉 - 脳痛い (2020年11月20日 0時) (レス) id: 381f4b6bda (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!直しました! (2017年8月10日 20時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 17のとうこつ動脈の字なんですけど頭骨ではなく橈骨です^ ^腕の血管のことです^ ^ (2017年8月10日 19時) (レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - みぃちゃん,mさん» ありがとうございます! (2017年8月10日 13時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,m - お誕生日おめでとうございます!!あやぼー様と書いている作品に、幸あれ!! (2017年8月10日 13時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2017年8月5日 18時