コードブルー 3rdseason☆2☆

☆24☆ ページ26

緋山side


緋山「...」

望海(んふふ♪)



望海さんはお腹の中の子供の写真を見て嬉しそうにしてる

望海「産むよ」

勉「まだ分からないのか。お前みたいにバカで未熟な人間が、子供を育てられるわけがないって言ってるだ！」

望海「はぁ？できるっしょ！あんたにできたんだからさぁ！」


バシッ


痛そう...

望海「何すんのよ！！」

名取「ああ...ちょっ...妊婦さんですから」

望海「マジ、ムカつく。言うこと聞かせたいだけじゃん！」

勉「うるさい！！」

緋山「すいません、意地の張り合いはやめませんか？」

勉「...」

望海「...」

緋山「今は冷静に望海さんの妊娠と向き合って、これからの事をきちんと話し合うべきです。」

勉「...そうですね...相手の男とはどうなってる？」

望海「...」

勉「結婚するのか？」

望海「...私が...好きだっただけだし。」

勉「ほんとにバカだな。...望海、お前1人で子供を育てるってことがどういうことか本当に分かってるのか？誰も代わりがいないだぞ。当然赤ん坊の時はいっとき目が離せない。
保育園に預けられるようになったって、夜遅く帰るわけにはいかないからできる仕事も限られる。
誘われても断ってばっかになるから、友達も居なくなる...趣味何てやる余裕も金もない。
それでいつの間にか時間が過ぎてて...。
気付いたら17年経ってるだ。...考えてみろ、同級生がみんな洋服だ、合コンだって楽しんでる時に毎日おむつ替えたり熱だ、下痢だ、予防接種だって病院に行く事になるんだぞ。
お前まだ17だろ。17歳は17歳の時にしかできない事をしろ。いいんだよ、ふらふらして好きなやつと恋愛したっていいんだ。」

望海「...お父さんは後悔してるの？」

勉「...フッ...いや、後悔した事は1度もない。お前と居てずっと幸せだったよ」

望海「...お父さん、私やっぱり産みたい！」

勉「(微笑)」

望海「ねぇ！このお尻可愛くない？」

名取「それ、頭だから」

望海「えっ嘘！？えっ待って...」

勉「よろしくお願いします！」

緋山「分かりました！」

勉「馬鹿な父親だと思ってるでしょうね」

緋山「えっ？」

勉「17歳の娘に勢いで子供を産ませるなんて、無謀だって」

緋山「...何歳だったら、いいんでしょうねw」

冴島(？？)

緋山「17歳だから駄目ということはないと思います。30歳、40歳のいい大人でも産んでしまって育てられない人はいますから。
だから...うん。みんな迷うだと思います」

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