コードブルー 3rdseason☆2☆

☆20☆ ページ22

石ヶ浦マリーナ

消防隊員「案内します」

ダッダッダッダッ
消防隊員「こちらです！」

ズルッ
横峯「あっ...」

藍沢「！！」

横峯「いった...すいません」

女の子姉「痛い...痛い」

横峯(どうしよ...)

女の子姉「痛い...痛い...痛い...」

横峯(藍沢先生！)

藍沢「...」

横峯(無視...)

女の子姉「痛い...痛い...」

横峯「聞こえますか？お名前は？」

女の子姉「痛い...」

横峯「失礼します」

冴島(大丈夫かな...)

藍沢「...」

横峯「腹部に圧痛。胸部、骨盤には異常ありません、バイタルもう1度測ってください！...あっ横峯です」

救急隊「はい」

冴島「心配しなくていいからね？」

藍沢「お願いします」


救急隊「お願いします」

横峯「翔北救命センターの横峯です。どこか辛い所ありますか？」

藍沢「？？」

女の子妹「...」

母親「私は大丈夫ですから、娘たちの方を...」

横峯「失礼します」

藍沢(横峯、子供の方に気がついてない)

横峯「バイタル問題ありません！」

藍沢(親の方はな)

横峯「？？あの...」

ドサッ

横峯「大丈夫！？」

母親「さやか！！」

横峯「さやかちゃん？...意識レベル悪いです！」

藍沢「それで？」

横峯「それで...？」

冴島(藍沢先生？？)

横峯(えっ...えっと、えっと...
さやかちゃん...どうしよ...どうしたら...)

藍沢「...」

横峯「はぁはぁはぁ...」

藍沢「まずは順番を決めろ」

横峯「はい...順番」
(順番...はぁはぁ...決めた)

ギュッ
横峯「まず、この子をヘリで翔北に運びます。タッチ・アンド・ゴーでピストンして7歳の子もうちに。
その間にお母さんは救急車で近くの病院に運びます！」

冴島(横峯さん...)

藍沢「悪くない、ただ、7歳と4歳だ。親と一緒の方がいいだろう。白石にベッドの空きを確認して母親も翔北に搬送してやれ。
それと、タッチ・アンド・ゴーの時に平野を派遣しろ」

横峯「分かりました！」

冴島(よかった...)

白石「「大丈夫よ、お母さんもうちに運んで。平野先生には行く様に伝える」」

藍沢「左側頭部に血腫がある。EDHかSDHだろう。
病院に着いたらすぐCT撮って脳外の新海にコンサルしろ」

横峯「はい！」

藍沢「母親はどうする？」

横峯「お母さんはバイタル安定しています。FASTでも所見は見られませんでした。お母さんの管理は救急隊員に任せます」


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