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｢でもお前、ウソップと会ったって事はルフィとも？｣
『あぁ、凄く元気な体が伸びる船長？』
｢だっはっはっ、元気にしてたか、そうかそうかー！｣
シャンクスが嬉しそうに笑う。
『あの麦わら帽子、どこかで見たと思っていたけど、、
シャンクスの物だったのね。』
｢あぁ、あれはルフィに預けたんだ。｣
『ふふ、シャンクスは麦わら帽子じゃなく赤髪で印象がついてるものね。』
世間からは麦わらのルフィと呼ばれ、ローからも麦わら屋と呼ばれていた。
フーシャ村に長期滞在していた時期、私はまだまだ弱く
毎日鍛錬し船に篭っていたせいでルフィとは会った事がなかった。
｢なぁ、A。今お前は幸せか？｣
『、、、あの日助け出されなかったら、って何度も考えた。だから今幸せだよ。
あの日、私を助けてくれてありがとう。』
やっと、ちゃんと、お礼を言えた気がした。
｢、、そうかぁ、、、
っその綺麗な顔に、傷が残る前に助け出したかった。｣
悔しそうに顔を歪めながら呟く。
『、、、全て、悪いのは、私の親だから。
シャンクスがそんな顔しなくていいんだよ。』
｢なぁ、A、、、顔を見せてくれねぇか。｣
シャンクスはちらりと私の膝の上で眠るローを見てそう言った。
ローはまだ眠っている。
するり、と久し振りにマスクを取る。
シャンクスが私の傷跡を撫でる。
｢この傷跡が消せるなら、、俺ぁ命差し出せるなぁ｣
『ふふ、本当に、父親みたいなんだから。』
｢この傷跡を含めて俺はAだと思ってる。
、、、トラファルガー・ローは、今日初めて会ったが、これを見て離れるような奴じゃねぇと思うぞ、俺は。｣
『うん、、、私に勇気が足りないだけ、、』
チラッとローを見る。
寝顔も昔と変わらない、、、
ぽたぽたと涙が零れる。
｢A、、、｣
『ふっ、、ごめんシャンクス、、、本当はホームシックとかじゃなくて、心が疲れたの、、、何度も夢を見たの、、』
静かに泣く私の頭に片手を置く。
いつもと違い優しく撫でられる。
｢俺達はもう常にAの傍にいてやれねぇ、だから、心からの仲間を作れ。｣
『、、、そろそろ、話すよ、ローにも。』
｢ははっ、振られたらまた手紙でも寄越せ、俺達が拾ってやる。｣
シャンクス達に会えて良かった。
そろそろ、ロー達にも少しずつ話していかないと、、ね。
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まなか(プロフ) - URANさん» コメントありがとうございます🍀めちゃくちゃ嬉しいお言葉です🥲地道に更新していきますので今後もよろしくお願いします🐯💗 (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 5d9ce48452 (このIDを非表示/違反報告)
URAN - この小説のシチュエーションとか全てが好きです！！続き待ってます。無理のないように頑張ってください (2022年10月23日 23時) (レス) @page43 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - tskrSさん» コメントありがとうございます🍀突発的に書いているのですが、楽しみにして頂けて嬉しいです☺️今後もよろしくお願いします🐯💗 (2022年10月23日 1時) (レス) id: 5d9ce48452 (このIDを非表示/違反報告)
tskrS - え、めっちゃ面白いです。続きや主人公の過去めっちゃ楽しみです (2022年10月23日 1時) (レス) @page36 id: 11720ec5a6 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - カリリンさん» コメントありがとうございます🍀ゆっくり更新していくので今後もよろしくお願いします🐯 (2022年10月23日 0時) (レス) id: 5d9ce48452 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなか | 作成日時：2022年10月20日 8時
