たまにはこんな日もありでしょ？

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「「いただきます」」

ぱくぱくと美味しそうにフレンチトーストを
口に放り込んでいくひろのほっぺは
頬袋に食べ物詰め込んだリスみたい。

「おいしい？」

ki「ん、おいひいっ」

はぁ...可愛い...

「「ごちそうさまでした」」

あっという間に食べ終わって食器を片付ける。
そのあいだもひろはずっと俺にくっついていて
洗い物する俺の背中に顔を寄せてくんくん匂いを嗅いだり
スリスリしたりしてる。

「ひろも手伝って？」

ki「無理、今忙しい」

忙しいって(笑)

片付けが終わり、またまたひろを背中にくっつけたままリビングヘ。

そして俺がソファに座れば
当たり前のように足の間に座ってきて俺に凭れ掛かる。

「どうしたの？」

ki「今日は甘えてみる日」

「なにそれ(笑)」

ki「いいでしょ？ たまには。
それとも、こんな俺はお嫌い？」

「まさか、大好きだよ」

ki「んふふ、知ってる〜」

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