俺の大切すぎる彼女２

好き74 ページ32

紗季「……」



聡が聞いた瞬間、内田は黙った




紗季「…勝利くんメンバーに(人1)のこと相談したんだ？人に頼るなんて……」



聡「ちょっ…そんな言い方ー…！」





内田は拳を握りしめて言った




紗季「…まぁ一応、言っておくよ。(人1)は不登校になったんだよ…」



勝利「え…嘘だろ……」




紗季「こうなったのは誰のせいか…考えてから(人1)と話してよね…今の(人1)に勝利くん会わせるわけにはいかないから」





なに言って……





俺が悪い？俺…なんかした？





マリ「ちょっと待ってよ！ねぇ…話を聞いてる限り勝利くんは悪くないはずだよ！」




聡「そっそうだよ！確かに仕事続きで(人1)ちゃんと話せなかったかもしれない。けど、勝利は(人1)ちゃんとより戻そうと仕事の間ずっと考えてたんだよ！」




紗季「…っ、、、勝利くんが悪くないのは分かってるよ…けど(人1)はもう追いつめられてる…私が思うのはもっと行動早くしてくれたら(人1)は前の(人1)には戻ろなかったかもしれないってことなの！」





勝利「前の(人1)…？」




もしかして…








紗季「今の(人1)は…2年前の(人1)に戻っの…」






その瞬間、





俺は持っていた鞄を落としてしまった







勝利「なっ…」






嘘…だ……




前の(人1)に戻ったなんて……






内田も拳をスカートに握りしめながら涙をこらえている






聡「勝利…？」





紗季「…これでわかった？今、勝利くんが(人1)に会いに行ったら動揺すると思う……お願いだから、よく自分のこと考えて！」




勝利「…っ」





紗季「前に勝利くんさ、(人1)は俺が側にいてやらなきゃいけない存在って言ってたよね？それを破ったのは誰？今の私には勝利くんが嫌い……」




そういって内田は俺たちのとこから通りすぎた





……確かに破ったのは俺だ……





それに(人1)ともっと早く話してたら…


こんなことには…






マリ「…勝利くん…紗季ちゃん…行っちゃったよ？」



聡「大丈夫…？」




勝利「あ、うん…明日は仕事だし今日はもう帰ろ？」





内田に言われたことが全て痛い





俺……ほんと自分が情けない




もう悩まされてばかりだ……






どうしたらいいんだろう……

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