俺の大切すぎる彼女２

好き72 ページ30

勝利side



ー土曜日ー





今日は聡と約束してた映画を観に行く日



聡「勝利〜お待たせ！待った？」




映画の入口で待っていると聡が来た。そして、なぜかマリウスも…




勝利「さっき来たとこだから大丈夫。っていうかマリウスも来たんだ笑」




聡「マリウスがぼくも観に行きたい！って言いだしたんだよ笑」



マリ「2人が観に行く映画ぼくも観たいって思ってたから笑」




勝利「そっか！笑 じゃあ行こ！」






俺たちは映画を観にいった





そして映画は終わり昼の1時






俺と聡とマリウスは店の中にあるフードコートにきた




聡「…勝利、最近 (人1)ちゃんどう？」



お昼ご飯を食べていると聡が言ってきた





勝利「…今週の火曜日から学校に来てないんだよね」



マリ「(人1)ちゃんが？」




勝利「うん…ちょくちょく廊下とかで見かけてたんだけど教室は必ず(人1)がいなくて…」





前から思っていた


先週までは教室にはいなかった(人1)だけど保健室らへんで(人1)を見かけたことは何度かあった






だけど…今週から一切、(人1)を見ていない




勝利「たぶん学校休んでるだとは思うんだけど…」



聡「もう4日は休んでるだもんね…」



マリ「なんで休んでるか心当たりあるの？」



勝利「そりゃあ俺の事だと思うよ？…(人1)、俺の事、避けてたし気まづいんだと思う」




聡「でも4日も学校休んでるなら相当だよね…やっぱり(人1)ちゃんと直接会って話した方がいいんじゃない？」




勝利「だよな…」





ただ俺も気まずい…



どんな顔をして(人1)に会えばいいのかわからない…




勝利「後で(人1)の家、行こうかな…でも会える顔がないし…」



マリ「だったら僕も一緒に行くよ？1人よりはマシだと思うし…ね！」



聡「それがいいね！俺もついていくよ」



勝利「聡…マリウス…でも……」




聡「前に風磨くんが言ってたでしょ？1人で溜め込むなって…俺たちもできる限りのことはしたいからさ」



マリ「それに(人1)ちゃんって子、会ってみたいし僕たちのファンなんでしょ？」




聡「いや、そういうことじゃないから笑」






そんな聡とマリウスの会話を聞いてなぜか笑えた



勝利「ありがと…側にいてくれ方が心強いかも」






そして俺たちは(人1)の家に向かうことにした

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