入学したら愛された【キメツ学園】

入学式　part１！ ページ40

信者の皆様は、この文章を覚えているだろうか？



『高等部の炭治郎先輩だ。

入学式の日に少しだけ話したけど他の人よりはマシ…』



入学式の日にどんな会話をしたのか？




始まりーーーーー！！！！！









the・入学式(炭治郎side)



今日は中等部の入学式だった。



俺は去年、中三だったから入学式に出席したなぁ……



そんな思い出を振り返っていると廊下でキョロキョロと周りを見ている女の子を見つけた。


背丈が小さいから中等部の新入生だろう。



なんで高等部にいるんだろうか……




聞こうと思って女の子の肩にポンと手を置くと女の子は驚いたのか肩が跳ねた。



炭「驚かせちゃったかな？新入生？」



優しく声をかけると女の子は安心したのかほっと胸を撫で下ろした。

何故か仕草一つ一つがとても愛らしく見える。
背も小さいし、小動物のようだ。



貴「……お恥ずかしながら私、方向音痴でして……
中等部探索してたらいつの間にか高等部に来ていて」



迷っちゃいました、と女の子は弾むように言った。



炭「中等部と高等部は繋がってるしな…
中等部まで案内してあげようか？」



貴「良いんですか！？」



女の子はパァっと花が咲くように笑った。

身長の関係で俺を見上げる目が上目遣いになって、不覚にもドキッとしてしまった。



炭「っうん…」



貴「ありがとうございます！」



まずい


この子可愛すぎる。



理性を保て、


頑張れ炭治郎！頑張れ！！



俺は長男だ！！！



深呼吸してから「行こうか」と言って中等部に向かった。






※炭治郎オチみたいになってますが炭治郎オチじゃないです
愛されです

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