夏の終わり、幼馴染が彼女になった。

once again ２５ ページ28

炭「ただいま」



禰「お帰りお兄ちゃん！善逸さんと伊之助さんも」



善「禰豆子ちゃん！♡放課後も可愛いねぇ♡」



気持ち悪い善逸は置いといて禰豆子に変わったことはなかったか聞いた。



禰「変わったこと…？特になかったよ」



善「ええ！！伊之助お前の勘外れ……」



伊「なんだとテメェこの野郎！！」



伊之助が善逸を殴った。



善「理不尽すぎる！！」



炭「ちょ、伊之助やめろ！！善逸もおちついて……」



騒いでいる店内に終止符を打つように入り口の鈴が鳴った。



炭「え……」



入ってきたのは二人の女性と男性だった。



善「え、誰？炭治郎知ってんの？」



禰「お、お兄ちゃん……」



薄い赤の瞳をしている。


見覚えのある顔。





この人たちは……






「……久しぶりね、炭治郎君、禰豆子ちゃん」



炭「Aの…お父さんとお母さん……」



二人の目は腫れていたようだった。





葵「お、お二人……！！」



「ああ、良かった。葵枝さんも……」



葵「どうして…」



「………Aのことですが……」



お父さんが目を伏せた。






「Aは……………」

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