once again 17 ページ20
二人きりが良いと言うので夜、誰もいない公園に連れてきた。
「昔も夏の終わりにやったよねー」と言いながら花火の袋を開けようとしているがAが中々開けられていないみたいだったから俺が開けた。
いつの間にこんな非力になったのだろうか。
聞きたかったけどAが明らかに「何も聞くな」と言わんばかりの匂いを発していて押し黙った。
炭「昔、Aが線香花火振り回したやつな」
A「覚えてたの、それ!!」
炭「止めるのに苦労したんだからな、昔はAがやんちゃだったから」
A「ごめんごめん、さすが長男」
「さすがにもうそんなことしないよー」と花火に火をつけた。
すると綺麗な光が噴き出る。
Aは頬を赤く染めて愛しそうな顔で花火を見ている。
子供だった幼馴染はいつのまにかこんなにも大人っぽくなっていたのだ。
するとAが口を動かしているのが見えた。
A「そ……も…………ない…ね………」
炭「何?」
A「独り言!」
Aが久しぶりに昔と同じ元気のある笑顔を見せた。
花火だけでこんなにも笑顔になるのか、この子は
できることなら
その笑顔を永遠に見ていたい
そう思ってしまう。
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おもち - 絵が上手い〜〜〜〜〜〜〜昆布の神様〜〜〜〜〜〜〜〜((ハイスイマセン 昆布の神様は、天才っす大好きです。 (2020年7月10日 16時) (レス) id: 4032c9a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - ユリの花さん» 感動系の物語として書いたのでそう言ってもらえて嬉しいです!死に別れたままでは何故か私が嫌で無理やりにくっつけました(>_<) (2020年4月22日 9時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
ユリの花(プロフ) - 完結おめでとうございます!この話読みながら泣きました…。本当に感動しました!最後はハッピーエンドで良かったです! (2020年4月22日 9時) (レス) id: f37e4c3ce2 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - mniさん» ありがとうございます!誕生日が偶然にも重なったりするとテンション上がりますよね! (2020年4月20日 9時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
mni(プロフ) - コメント失礼します!物語が私の誕生日から始まって嬉しかったです!((作者様はお前の誕生日なんか知らんぞ〜))とっても面白い話です!他の作品でも頑張って下さい!! (2020年4月20日 2時) (レス) id: 15b85f7a35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:昆布の神 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/
作成日時:2020年3月15日 14時