君のせいだよ。【角名倫太郎】

あとがき ページ48

こんにちは。昆布の神です。


今回はすなりんとイチャコラしたいという妄想と、私が大好きな少し謎の残る不思議な体験というストーリーを掛け算しました。



誰かを好きになると、毎日が少し輝いて見える反面、どうしようもない虚しさに襲われることもあります。



好きな人には好きな人がいて、それが自分ではなかったり、

愛する人を残したまま、命を落としてしまったり、

超えてはいけない境界線があったり、

相手の幸せのため、自分が諦めなければいけなかったり……



この物語では三人の登場人物がどうしようもない運命に抗えず一度は愛を捨てています。


星哉と藍莉ちゃんは好きな人の幸せのため、そのために愛を捨てました。(藍莉ちゃんは捨てようとしている)
願わくば自分の愛と相手の愛が結び付けば、そう思っても相手の幸せを考えれば、自分が捨てるしかなかった。

好きならそれでいい。そうだけど、現実には捨てなければいけない時があるっていうその残酷さがあります。



夢主は、好きな人が死んでしまったというどうにもならない過酷な現実を突きつけられました。

未練を残して、愛を捨てられないまま生きていましたが、先に進むために愛を捨てました。
幸せになるための方法は人それぞれだとは思いますが、少なくとも夢主にとっては愛を捨ててしまうことが最善だったわけです。




本当に恋って難しくて、藍莉ちゃんと夢主みたいに完全なすれ違いも起こってしまうことがあるんですよね。

解決できればなあとは思うんですが、世の中はそんなに甘くなくて、すれ違ったまま終わってしまうこともきっとある。



こればかりは藍莉ちゃんが愛を捨てて夢主と向き合えるようになることを願い待つだけです。



あと七草藍莉ちゃんの苗字、七草。
これ、いつか再登場します。

多分あまり遠くはならないと思いますが……
気長にお待ちください。



次作は宮城に行きまして、伊達工のにろちゃんです。
地雷踏まれたのをネタにしました。

しかし、人の地雷を無闇矢鱈踏むのはやめましょう。


後で新作のURL貼っておきます。



それでは。

皆様の幸せを心より願っております。




昆布の神

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