雨の世界 XIII ページ15
A 視点
「……ただ死ぬだけ。死ぬだけなのに、私をあそこから出す必要はありましたか。
……あの子は、どうして、あそこから出さないんですか」
雨なんかより、太陽のあの子を救い出す方が良かった。
……そもそも、私を出す必要なんて無かった。
鬼がいたから?ついでに?……だったら、あのままで居た方が良かった。
迷惑をかけない。
何も世界が変わらない。
「……君たちは、本当によく似ているね」
お館様が静かに口を開いた。
「太陽を糧に生きているあの子……。実は、一度会ったことがあるんだよ」
「え……?」
「鬼殺隊が所持する日輪等の材料が採れる、一年中日が差す陽光山というところがあるんだけど……。
彼女はそこで暮らしている」
突然、発覚したあの子の居場所にバッと身を乗り出す。
「太陽を糧に生きているけど……だけど、あの子は君とは少し違って、いる場所全てで太陽を出してしまうから……陽光山から出るに出られないんだ。
『自分の存在が周りに迷惑をかける』と言ってね……。自分がどんな存在かを熟知していたから、彼女は自分と君の関係も全て知っていた。
だから……彼女は言った」
『あの子は雨から生まれたけど……水さえ、あれば生きていける。今まで、私と違って存在自体知り得なかった……。
もう、あんな生き地獄を味わわせたくない。
だから……』
「『助けてあげてほしい』とね」
離れてたから、ずっとわからなかった。
あの子がいた場所も、考えも。
あの子は……
「……自分を犠牲にして、誰かの幸せを願った?」
お館様は頷く。
……あの子は、あの子は───────
確かに私のためを思っていたのかもしれない。
だけど、あの子は、何より───────……
「……そうですか。教えてくれてありがとうございます」
あなたが、そう願うのなら
私は───────
【作者から】
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
下書きサボってたせいで、書いた話とか全く覚えてない。
物語の矛盾とか、もう気にしたら負けなんで、何も言わないでください!!
何度も言います。
駄作でごめんなさア゙ア゙ア゙ア゙ア゙い
もうそろ完結しまア゙ア゙ア゙ア゙ア゙す。
修行して、もっと良い作品を作れるよう精進して参ります……。
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のぞみ - イメ画好き!これからも頑張ってください! (2020年9月13日 16時) (レス) id: c69953ceb0 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - 相変わらず絵が上手ですね!!昆布の神さんの新作!!大好きです!!ウェーイ( ・∇・)面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年9月12日 21時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
花蝶霞☆奏音(プロフ) - あああ、こんちゃんの神新作や...見にくるの遅れてしもうた(´・c_・`) (2020年9月12日 20時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
りんご昆布の神(プロフ) - 鸞鳥さん» ありがとうございます(><) その言葉で安心しました……!ありがとうございます! (2020年9月12日 20時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
りんご昆布の神(プロフ) - 莉桜さん» コメントありがとうございます!名前とか気分で変えちゃうのわかります笑 私もLINEのアイコンとか、よく変えるので!笑 (2020年9月12日 20時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご昆布の神 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/
作成日時:2020年9月11日 17時