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君を連れ戻すまで 2 ページ4

那田蜘蛛山にはあっちこっちに死体が転がっていた。



貴「…どうする?ここら辺に生存者は居なさそうだけど」


し「新人の癸の隊士も数名、入山したそうですけど…

もう死んでるかもしれませんね」


冨「…行くぞ」


冨岡さんに従って私たちは走り出した。








し「月が綺麗ですね〜」




し「せっかく一緒の任務なんですからもっと仲良くしましょうよ冨岡さん?」


冨「俺は鬼を斬りに来ただけだ」


し「つれないですね〜」


貴「私のしのぶをとったら許しませんよ、例え冨岡さんでも」


冨「…とるつもりはない…」


し「ふふっ、ではここら辺でそれぞれ別れましょう。
私は西、冨岡さんは東、Aはこのまま真っ直ぐ向かってください」


冨「承知した」


貴「了解」







そうして私たちは三方向にそれぞれ進んだ。





蜘蛛が多いな…




私虫の中で蜘蛛が一番嫌いなんだけど…




ていうか白い蜘蛛なんて完全にシロアリでしょ、ゴ◯ブリか。






蟲柱のしのぶはこれくらい朝飯前なのかな…






「…柱?」


貴「っ!?」


上から声が…


上を向くと少年の姿をした白い着物を纏った鬼がいた。


気配から恐らくあの鬼がこの山に住んでいる十二鬼月…!



累「…あれ、その容姿…もしかして童磨の…」



貴「童磨…?」


童磨…

聞き覚えがあるような無いような…


累「まあ良いや」



鬼はその場から姿を消した。



あ、考えてるうちに逃がした…。



こんな阿呆な人が柱で大丈夫なのか…?




取り敢えずあの鬼がいる限りまた犠牲者が出る。



追わなければ。






十二鬼月の気配を追って走り出した。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 童磨 , 鬼化   
作品ジャンル:恋愛
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アメちゃん(プロフ) - イメ画ででこなかった(´;ω;`)ウッ… (2020年9月16日 21時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - 愛の心さん» 「ひむろ」です〜 (2020年6月9日 7時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
愛の心(プロフ) - すいません 聞いてもいいですか? 夢主ちゃんの名字ってなんで読むんですか? (2020年6月8日 22時) (レス) id: 71ca081a14 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - 金魚のヒレさん» そうなんですね……。教えてくださりありがとうございます!いろいろ試してみます! (2020年3月13日 16時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
金魚のヒレ - おもしろかったです-_-b ちなみに、写真はスマホとかの向きで変えられると思います(横向き)それ以外だったらいろいろ髪の向きを変えたり。。応援してます! (2020年3月13日 16時) (レス) id: d57223136a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご昆布の神 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/  
作成日時:2020年3月12日 14時

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