愛を感じたい私は ページ8
雨も止み、夜明けが近づいてきた。
時透「……Aは帰らないとだね」
A「うん」
時透「ばいばい」
彼は絶対に「またね」とは言わない。
理由はわかる。
鬼狩りだからだ。
鬼狩りに明日の命が保障されることはない。
A「……ねえ」
時透「ん?」
A「抱きしめて」
なんでこんなこと言ったんだろう。
自分でもあまりわからないけど
ただ
最初で最後の愛が欲しかった。
時透「……しょうがないなあ」
無一郎さんは静かにまだ乾ききってない私の体を抱きしめた。
無一郎さんの体温が伝わってくるけど
もう解かれた指先から
どんどん温もりが無くなっていってしまった。
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彼岸花 - 私、誰かの心臓になれたなら好きなんですよね。嬉しいです。普通に。はい。 (2022年2月8日 19時) (レス) @page10 id: afc2f676ad (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - 輪廻さん» ありがとうございます!すっごく嬉しいです!!頑張ります! (2020年5月12日 7時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - これってだれかの心臓になれたならですよね?凄いですね、とても美しいです。貴方の作品が好きです!これからも頑張って下さい! (2020年5月11日 22時) (レス) id: fbe7a16596 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - ニコさん» どうぞw (2020年5月8日 18時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 水はもう飲みましたけど、もらいます。 (2020年5月8日 17時) (レス) id: 345f7572e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:昆布の神 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/
作成日時:2020年4月25日 12時