師範の願い【時透無一郎】参

orchid １１０ ページ34

不死川side


刀を抑えられたが下から足で玄弥の刀を突き出す。




瞬きもできねえ！！

ほんの少し切っ先の振りをしくじっただけで即死だ！！



無「不死川さん…！」



黒「古くは…戦国の…世だった…
私は…このように…」


黒「そうだ…風の柱とも…剣技を…高め合った…」




【月の呼吸 陸ノ型】


これは避けられないと本能的に察知した。


まずいッ…！！


［花の呼吸 伍ノ型］






【常夜孤月・無間】


［仇の芍薬］



九連撃の斬撃が攻撃を押し返した。



全ては押し返せず少し斬撃を喰らったようだが。




前には柱の最年少、桜宮がいた。




まさか後輩に助けられるとはなァ



不「すまねェ桜宮」


貴「…いえ」


これだけの会話を交わすと俺たちはすぐに動き出した。





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夢主side



［風の呼吸 陸ノ型 黒風烟嵐］


［花の呼吸 陸ノ型 渦桃］


コイツの斬撃かなり激しい。



避けるのでさえ難しい。



一回場から離れると上弦の壱が不死川さんの刀を踏みつけて刀を振っているのが見えた。



あああああ離れるんじゃなかった！！！





って思ってたけど不死川さんはどこからか拳銃を取り出した。


玄弥君のか、あれは！



だけど虚しくも弾丸は上弦の壱の刀で受け止められた。



不(畜生かすり傷すらっ…！！)




【月の呼吸 参ノ型 厭忌月・つがり】


貴「っ…！！」


［花の呼吸 弐ノ型 御影梅］


斬撃を飛ばそうとしたが見事にこっちの斬撃を破られた。




死ぬ…





そう思ったのと同時に棘鉄球が目の前に飛んできた。





黒「次々と…降って湧く…」




悲「我ら鬼殺隊は百生不磨。鬼をこの世から屠り去るまで…」



私の目の前には誰よりも慈悲の涙を流す鬼殺隊最強の岩柱・悲鳴嶼行冥がいた。




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作者から

「つがり」って漢字変換できませんでした。
すみません。

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