柱辞めたら悪女潰されてたんですけど 壱

参拾伍話 ページ47

その後、鬼大嫌いなさねみんが鬼が人を襲うことの証明をしようとするも禰豆子という鬼の精神力の強さにより逆に人を襲わないことの証明をしてしまい、炭治郎と禰豆子の話は終わりになり、二人は隠に蝶屋敷に連れて行かれた。




お館様「では、柱合会議を始め…」



竈門「ちょっ………と待ってください！！！！」



ん？


この声……




さっきの額に傷のある男の子が何故か走って戻ってきた。




竈門「あの傷だらけの人に頭突きさせてください！
禰豆子を刺した分だけ絶対に！！
頭突きなら、隊律違反にならないはず！！！」




もしかして不死川さんが倒れてたのってこの子に頭突きされてたからなのかなあ。

あーなるほど！！この子、石頭っぽいし！

私ってば名推理！！←



そんな推理をしてたら目の前を小石が三個、横切って行った。





竈門「はぶぇっ！！！」



痛そぉ………

竈門さんの顔に小石がとんでもねぇ速さで激突した。



そして私の横でまるで小石をギリギリと握るような音が聞こえる。



時透「お館様のお話を遮ったら駄目だよ」



その瞬間、ビキッと時透君が握る小石にヒビが入った。



この子、怖ッッ！！！！！

ひぇぇぇええ……………



ほらもう隠も怯え切っちゃってるよ。

甘露寺さんはキュンキュンしてるみたいだけど。




隠「も、申し訳ありませんお館様！」



隠「時透様！申し訳ありません！」



時透「早く下がって」



隠「はいィィィィィィイイイ！！！！」



oh、隠の人、南無………


隠の人は半ベソかきながら竈門さんと禰豆子さんを連れて走って行った。






お館様「では、今度こそ
柱合会議を始める……」





お館様「前に、紹介したい子がいるんだ」




A「は？」




あ、やべ

お館様の前で「は？」とか言っちまった。




お館様「まあまあA大丈夫だよ」




お館様「剣士(こども)達が駆除してくれるからﾎﾞｿｯ」




いや、害虫みたいに扱うなし




お館様「おいで」

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