完璧少女は造られた：番外編【登録者1000人突破記念】

どれが一番？　壱 ページ6

「「「「「A！！」」」」」



A「どうされましたか」



Aの屋敷に無一郎、蜜璃、杏寿郎、実弥、義勇の五人が押し掛けてきた。



甘露寺「Aちゃん！この中で何が一番美味しいと思う！？」



五人が持っているのは


ふろふき大根、桜餅、さつまいもの味噌汁、おはぎ、鮭大根である。



A「失礼ながらお聞きしますが何故こんなことになったのでしょう」



Aもいきなり押し掛けられては意味がわからなかったのか冷静に分析しようとしている。


そして五人は説明を始めた。

事の発端は甘味所で起こったのだ。








甘露寺『あら不死川さん！』



不死川『甘露寺かァ』



蜜璃が行きつけの甘味所に行くと外の椅子で不死川がおはぎを食べていた。(今日は伊黒さん任務だそうです)


三分後、蜜璃の注文した桜餅がやってきた。



甘露寺『やっぱり甘味は桜餅よね！』



不死川『あァ？おはぎだろ』



甘露寺『え？』



不死川『は？』






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


煉獄『む！あそこにいるのは甘露寺と不死川ではないか！』



時透『そうですね』



甘味所で何やら言い争いをしているように見えた煉獄は二人に話しかけた。



煉獄『甘露寺に不死川！何をやっているんだ？』



甘露寺『煉獄さん！！甘味といえば桜餅ですよね！？』



不死川『おはぎだろォ！！」



煉獄『うむ、そうだな！俺はさつまいもの味噌汁が好きだ！』



甘露寺『それ甘味じゃないわ！？
無一郎君はどう思う！？』



時透『僕はふろふき大根が好きです』



不死川『煉獄に影響されてんじゃねえかァ！！』



冨岡『因みに俺は鮭大根が好きだ』



不死川『どっから出てきた冨岡ァ！！』



冨岡『不死川が(甘味所に)いると聞いたから来た』



甘露寺『冨岡さん粘着質があって素敵！！』



不死川『意味わかんねェ……』



煉獄『しかしこのままではラチが開かない！
確かA少女は今の時間は任務に出ていない筈だ！
A少女に決めてもらおう！』








　

甘露寺「って感じ！」



説明すると一度、Aが皆に見えないように後ろを向いて呆れた顔をした。

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