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慎太郎 side
深「わざわざごめんね本当」
「いや、来るのとか全然いいんすけど、責任重大なこと俺らで大丈夫なんすか？」
授業が終わって、片付けをしていた所にふっか先生から電話が入ってて。呼ばれて来てみればAと話をして欲しいと…
ジェ「俺らなんかより絶対カウンセラーさんの方よくないすか？」
深「知ってる人の方がAも安心出来るから」
ね？ね？と
ふっか先生に背中をばしばし叩かれて俺は
ジェシーと2人でAの病室に向かった。
…。
「どうする、俺らのこと覚えてなかったら」
ジェ「誰？って言われたら俺泣くよ？」
AHAHA！っと響く笑い声にうるさいなぁとだけ
言っといた。
コンコン、とノックすると、
A『…はい』
「…」
ジェ「なんで止まんの、」
「いや、なんか」
だって本当に会ってなかったじゃん5年くらい！！
ジェ「も〜、どーも〜久しぶり〜」
ちょっと気後れしてる俺に構わずがらがらっと扉を開けたジェシー。
A『…えっ、』
ジェ「…え、その反応どっち？」
「どーもぉ〜」
A『え！久しぶり！』
よかった、、、
俺らを見た瞬間目をキラキラさせて、
ニコッと笑ってくれたA。
聞いた話によると元気ないしぐったりしてる〜なんて言われてたから結構覚悟して行ったけど、
その心配はどこかにふっとんだ。
A『なんで来たの？』
「暇だから…？」
A『なるほど…？』
ジェ「AHAHA！なんで2人して首傾げるの！」
久々に見たAはもうすっかりお姉さんになってて
びっくり。
「今いくつ？」
A『ん？18だよ』
「うわぁ…」
本当にお姉さんじゃん。
ジェ「ふっか先生に抱っこされてた時から12年くらい経ってんの！？」
時の流れって早いなぁ。
A『なんか、励ましに来た系でしょ』
ニヤッと笑うA。
「もちろん？」
笑って返せば、ほらね絶対来ると思った〜なんて
楽しそうに言ってくれた。
ジェ「俺らそういう感じじゃん？」
そう。
例えばAが体調悪くて院内学級来れなかった時とか。
先生達から離れたくないと泣いて、院内学級休んだ日とか。
そんな時に俺達はAの病室に来てただ話したり、
時には寝てるAの傍で授業で使う物を作ったりしてたから。
Aの中でちょっとでも俺達が来る時は楽しいっていう記憶がある事に、嬉しくなった。
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あやめ - リクエストに答えてくださりありがとうございました！もう山下先生がかっこ良すぎて頭抱えてます笑いつかどこかでしょっぴーと山下先生が再会できますように。と心の中で願っています！ (2020年6月18日 18時) (
レス) id: 0480311a05 (このIDを非表示/違反報告)
ひーさん。 - いつもサブタイトルのセンスの良さに感激してます。すごく切ないのにあたたかくて、小説だと思えないほど感情が動かされます。折り紙の話はすごく勉強になりました。最近fulfillが更新されていなかったので見つけた瞬間大歓喜でした笑。次の更新も待ってます！ (2020年6月12日 10時) (レス) id: c79ef550b7 (このIDを非表示/違反報告)
のの - fulfill更新されてて嬉しいです！また、hopeがひと段落ついたら大きくなった主人公ちゃんも見たいです！ (2020年6月12日 1時) (レス) id: 4dd166471f (このIDを非表示/違反報告)
かずよ(プロフ) - さっくんの折り紙はそんな理由からだったのですね。hopeからの繋がり、ちょっと切なく、でもさっくんのような温かさを感じるお話しですね。 (2020年6月12日 0時) (レス) id: 2374a82ec8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - hopeのお話大好きで毎日更新楽しみにしていました。こちらの番外編を見つけた時はやったー！！って喜んじゃいました(笑)マルさんが作る小説と出会えてよかったです！ (2020年6月7日 22時) (レス) id: 3dd81906cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マル_
| 作成日時：2020年5月15日 8時
