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それはある晴れた日のことだった。
「ヴィラン発生…___地区に…体のヴィラン、ヒーローは直ちに…繰り返します」
高校卒業から定期的に集まっていた僕ら1年A組のメンバーはそれぞれが携帯を取り出すと顔を見合わせ、
楽しかったムードから一変。
食事を取っていたレストランにお金を置くと飛び出した。
「ほんま…最近物騒やな、こうやってみんなでお茶することもできないね。」
ウラビティこと麗日さんは呆れた様にため息をつくと事務所に電話をかけ始めた。
麗日さんを筆頭にみんなも電話をかけていた。
当然僕も何だけど。
「よし…行こう。」
飯田くんの声に僕らは頷くと、事件発生地区に向かった。
「どうせならみんな揃えばよかったのにねー」
僕の隣を走る芦戸さんはそういいながら首をかしげる。
「それにしても、私、雪織には卒業してから一回も会えてないんだ。」
「俺もだよ、何回デートに誘っても返事こねえんだよな。」
上鳴くんも同意の声を浮かべると、みんな口々に喋りだした。
「会いてえなあ、雪織ってめちゃくちゃ美人だったもんなー！」
「そうね、私たち1Aの華だったわ、雪織ちゃんは。」
「…確か____の彼女だったよね」
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そんなとき、事件発生地区についた僕らに猛吹雪が襲いかかった。
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作者名：ほわいてぃべてぃ。(明織) | 作成日時：2017年4月30日 21時
